入間市立黒須小学校戻る
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この小学校は、ある保護者からエレベーターを寄贈された。
エレベーターを寄贈されると一口に言っても、寄贈するほうも偉いし、寄贈されるほうも偉いと思う。
借金してでも自分の子供が楽しく学校生活ができるようにと思う親の心は尊い。
また、その心に報いるように、諸事情をクリアーして、いただく決心をした入間市の気持ちも嬉しいではないか。
狭山市には入間川小学校にエレベーターがあるが、中学校でエレベーターが設置されている学校はない。
だから、中学校になると友達とは別れて、養護学校に行く児童も多い。
せめて、特殊学級のある中学校だけでもエレベーターを設置できないか。
障害者用トイレを作れないか。
また、特殊学級のある小学校にエレベーターを設置できないか。
と、思う。



校舎のつなぎ目のところにちょうどエレベーターを設置できる空間があった。


一部の壁をはつってエレベーターを取り付けた。壁を一部取り崩すためには、防衛庁の許可が必要だったようだ。また、エレベーター室も防音壁をつけたようであった。


まるでエレベーターをつけるために開けてあったかのような空間。
6人乗りで(ちなみに入間川小学校は13人乗り)、少し小さいけれど車椅子と介助人が乗るには十分である。これ一機あるだけで、学校のどこにも車椅子で行けるのだそうである。


開いたところである。いつも介助人が鍵を持っていて、エレベーターを開け閉めする。(入間川小学校は常時誰でも使えるようにしてあったが、児童にはけがでもしない限りは使わせないとか)