合併はばら色の街作りを保障しないが、確実に新しい風を運んでくれると私は思います。
現状:合併への議論が進んできている。狭山市のホームページにも合併の資料が掲載され、9月18日を皮切りに市長を先頭とした合併説明会が地区ごとに開催された。議会でも多くの議員が合併について、市長の考えを伺い、合併への日程を確認し、市民へ情報をすばやく多く提供することを要望した。
合併推進で言われる理由:合併のメリット、デメリットを良く議論してと言う人がいる。勿論合併には、メリットもデメリットもあるが、狭山市民にとって、合併によって生活がひどく悪くもよくもならないだろうと私は思っている。だから、メリット、デメリットを数え上げても、本当の合併の理由にならないと思う。
また、逼迫した財政のことを言う人もいるが、それだって狭山市の場合、来年度は地方交付税が不交付であると言われ、他の市や入間市に比べ、悪くないどころか良いほうで理由にならない。
職員をへらし、小さな役所ができると言うが、すぐ人員削減が出来るのは、市長と市議会議員、教育委員会や他の委員会の委員などだけかもしれない。
本当の理由:では、なぜ合併なのかと言えば、将来を見通したとき、
新しい体制で広域的な行政をしたほうが、暮らしやすい街になると思うからである。
本当に新しい街作りを提案するとなれば、飯能市、日高市も含めての合併のほうが、興味深い街作りとなるだろう。しかし、合併特例債を利用するためには17年3月をめどの合併を考なければならないが、残念ながら4市との合併を進められる状況には至っていない。だから、まず、入間市との合併が考えられているのである。この場合、特に水富地区、鵜の木地区、入間川地区に限って言えば、入間市との合併に違和感を感ずると言う人は少ないのではないかと思う。入間市に隣接しているので、親戚が入間市にいたり、通勤通学に入間市駅方面に行く人も多い。生活圏が交わっているのである。
狭山市は来年で市政50周年を迎える。よい意味でも悪い意味でも市政が固まっている。財政も硬直化、人事も硬直化、高齢化している。馴れ合いや腐敗は切磋琢磨のないところから生まれると言われている。その結果、割を食うと言われるのが市民である。私は、合併による変革、新しい風が吹く事により、新鮮な切磋琢磨と競争が始まり、行き詰まり感のある市政運営が希望を持っての市政運営へと変えられていく事を期待している。今までのしがらみや利害関係を断ち切ることにも期待ができる。
合併は新体制を作り出す事だ。変革だ。合併によってさまざまな利害関係が変わる。だから、それに反対する抵抗勢力が出てくるだろう。しかし、大きな目で見れば、合併は市民の益になると私は思っている。