北朝鮮の挑発に決して乗ってはいけない!!

〜〜北朝鮮問題、私は今こう思う。〜〜

北朝鮮のテポドンなどのミサイルが発射され、今はそのことでマスコミが大騒ぎである。
拉致問題を含め北朝鮮の日本に対する不遜で真摯さや正直さの欠ける態度に辟易している多くの国民は、
北朝鮮の子供じみた振る舞いに飽き飽きしている。怒りも深い。
実際、新潟出身で横田めぐみさんが拉致された時に新潟市の中学校で働いていた私としては、
拉致問題を初め日本の主権を侵す北朝鮮の行為を断固許せない。

で、お前は今回の行為をどう思うかと聞かれたら、私はかなりクールにこう言う。
今回のミサイル発射はきわめて遺憾な行為である。
なぜならば、私はいかなる戦争にも反対であるからだ。
私は、どの国が行う武器の製造に、心の中では反対である。

武器は戦争を引き起こす元である。(その論争は今しない)

で、お前はこれにどう対応したらよいと思うかと聞かれたら、私はまたこう言う。
ミサイル発射はきわめて遺憾であるが、日本の領海に落とされたのではないのだから
戦争に至るような道筋で遺憾を表明すべきではない。
すなわち、ロシアや韓国が文句を述べていないのに、
日本が北朝鮮のミサイル発射を過剰に責めて
自国の不利になることはしてはいけないということである。


で、自国の不利とは何かと聞かれたら、私はこう言う。
国民の安全を損なうようなことである。

心情や感情に左右されず、きちんと考えるべきである。
ゆめゆめ、日本が攻撃されたのでもないのに、攻撃でし返しすると言う議論を始めてはいけない。
北朝鮮と戦争しても何の利益もないのだ。唯単に国民を危険な目に合わせるだけだ。

私は経済制裁で海上封鎖をすることすら危険を感じる。
誰が、海上封鎖をするのか。又、アメリカ軍がイージス艦を持ってくると思っているのか。
たとえ、国連による連合艦隊が海上封鎖をしたところで、中国から荷物が入っては意味がない。
猫はねずみを追い詰めては危険だ。
北朝鮮の挑発に乗っては本当に危険だ。

問題解決を“絡めて”からはじめるのはどうか。
結局、南北統一だけがかぎなのだ。
疲弊した北朝鮮の支配者たちを許し、または裁き、
韓国と北朝鮮を統一し、新しい国づくりをしてもらう助力をするのが一番の危険回避策だ。
結局、国連の決議をあげることに血道をあげ、日本が攻められたのでもないのに、
あまり過剰な反応を示すと、アジア諸国に日本への危険感を増すことになる。

こういう外交危機のときこそ、お上品にしながら、
アメリカなどの各国と強調し、下手にイニシアチブをとらないほうがいい。
絶対、北朝鮮の挑戦にこたえないこと。これが大切である。
国民を守るには、たとえ日本海にテポドンが打たれただろうが、
事なかれと言われても、ミサイルを打ち返そうなどと思わないこと。
そして、日本海上を連合艦隊で埋めてもらうように、
国際社会に訴えることがよい。
金のある国が貧乏な国を攻めて決して名誉なことでも、歴史に残るとも思わない。(昔はよくあったかもしれないが)

冷静に対応することである。