2008年12月議会一般質問第2質問原稿

1.    介護保険に関して

あ。独身者が介護できる仕組みをもっと考えるべきだと思う。そのために

(1)     デイサービスの早朝サービス、延長サービスが必要である。

している施設もあるが、充実しているサービスではない。1人や2人のためにサービスを延長し、介護士を雇っていては、費用の面での問題がある。補助金をつけてこのサービスを委託するなど、介護者が仕事から帰るまで預かる体制を考えるべきだと思う。いかがでしょうか。

(2)     地域包括支援センターをもっと充実させるべきだろうと思う。特に働き盛りの独身者が介護に直面するとなかなか日中や週日に相談にいけない。サービスの手続きも土日に出来たら都合がいい。土日の対応をするべきだろう。時間も夜までの対応が必要である。いかがでしょうか。

(3)     要するに多機能型小規模居宅支援事業のようなサービスで、訪問介護、デイサービス、訪問介護と、朝向かいに行き、着替えを手伝い、デイサービスにつれてきて、夜はお食事までデイサービスで済ましてから送っていき、介護者とバトンタッチする、時には其の施設に泊まることができるというような施設が必要なのです。こういう施設があってからこそ、独身者も少なくとも休みの日と夜だけでも一緒の生活が出来る。1箇所といわず、2,3箇所作る必要がある。近隣の市の状況をみても、1箇所だけという市はないようである。1箇所という計画を変更してはいかがでしょうか。

 

い。サービスの質の向上について。

視察を通して感じたのは、狭山市の介護施設は新しく清潔であったという事です。サービスも私の見る限り悪くはなかったと思います。働いている職員も意欲的に見えた。デイサービスなどは市内に大小さまざまな施設があって選べるほどになっている。確かにサービスの量は増えている。しかし、団塊の世代が年をとるあと10年15年後にこれで十分かというとまだだろうから、今後の施設計画はスピードは緩やかになっても必要だと思う。計画に従って、充実させてほしい。

ただ、計画では質の向上をというが、どのところをどう向上させていくのか明確ではない。今あるものも悪くないから、これからもっと浴するというのは難しいかもしれないが、どんな指標を持って何を向上させていくのかを明確にしていただきたいのですが、いかがですか。

 

2.        経済

 

出きれば、定期的に首脳会談を持ってほしいと願います。新聞報道などがされた場合には市長とは言いませんが、副市長は飛んでいってお話を伺うような事があっても言いと思うのです。情報を得、それを市政に展開する事を悪く言う人もいるかもしれませんが、現実には狭山市の命運を握っているような企業に対しては、市民の生活を守るという観点からは、それをすべきだと私は考えています。

そして、会談したのちの情報は各部へ適宜流し、必要な手立てを打つようにしてほしいと願います。

それと新規雇用創出のためには、もっと市は投資するべきだと考えています。ただ市街化調整区域を用途を決めただけでは企業は進出できないと思います。例えば、圏央道の周辺地域には下水道も入っていない状態で、会社自ら下水整備をして進出してほしいなどと言ってどこの企業がやってくるでしょうか。もっと条件のよいところにいくだけです。何十億円もかけて開発しろというのではないのです。1億円の下水設置投資で今後の雇用と税収が見込めるのであれば、積極的に投資するべきだと思います。この不況は1,2年で回復しないかもしれません。だからこそ、新規雇用創出のために努力を重ね続けるべきだと思います。いかがですか。

 

第3セクター

 

公社の雇用確保には最後の最後まで市も努力してほしいと願います。

 

非行

 

学校が非行防止、非行後の学校生活に対して、新しい試みをすることはよく分かりました。問題は、中学校卒業後のことです。学校教育課としては卒業後までは責任の範囲ではないというのは理解できます。で、そのまま放置してもよいかというと疑問が残ります。これらの子ども達や親たちの支援の続行をどのようにしていくのでしょうか。それとも、不可能でしょうか。