高橋 ブラクソン 久美子 市議会レポート (1) 高橋 ブラクソン 久美子事務所: 狭山市笹井1822
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今後、私の出来る事は議会の様子を皆さんにお知らせしていく事だと思っています。私の目で見た市議会を皆さんにお知らせします。「何だか宮中にお嫁入りしたみたい。」と思う時があります。全然知らない世界に足を突っ込んだなあと実感しています。気持ちが新鮮な内に少しずつお知らせします。請う、ご期待。
去る5月18日、5月臨時議会がもたれました。私にとって生まれて初めての議会でした。なんと朝8時半に家を出て、帰宅したのは夜中の11時半でした。その間、議会が開かれていたのはたったの2、3時間。一体何をしていたかといいますと、一つの議案の間に議会を休憩しては、代表者会、議事運営委員会、全員協議会と会議をしているのです。
私は、8番に座っています。まず、代表者会で全員協議会の席決めを話会いました。それが決まると議会が始まる前に、仮議長を決めるために全員協議会をします。その席で、執行部の紹介がなされました。市長以下課長級までが個個に紹介されます。 |
次に仮議席を決めるために、代表者会。延延と会議を繰り返してやっと議会が開かれました。議長が決まるまでに又又会議です。不思議なのですが、議長選挙の前に議場では誰も立候補しないのです。前の全員協議会で手を上げたものから選ぶという事なのです。副議長が決まり、仮議席から正式な議席が決まるのに今回は3時間しか掛からなかったと喜んでいました。
私は建設常任委員会委員、
午後は議会で常任委員会の委員を決め、(勿論、代表者会、全員協議会を経てから)休憩して、常任委員会を開き、 |
委員長と副委員長を決め、議会を開いてそれを承認しと次々と会議を繰り返し特別委員会の委員と正・副委員長を決めおわるのに11時過ぎまで掛かりました。
私は高橋 ブラクソン久美子です。この議会中に話し合われた事の一つは私と大沢さんの名称についてでした。私は高橋ブラクソン久美子という通称を議場で使う事をお願いしていたのです。この時は代表者会で「“ブラクソン”というカタカナの名前を使うのはいかがなものか」等と意見が出され結論に至りませんでした。やっと6月にはいり、高橋ブラクソン久美子と議場で呼ばれるようになりました。 |
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初めての定例議会を終え、一般質問も済ませました。すべてが初めての経験で悩みぬいた時でもありました。1期目の市会議員として何が出来るかを考えた時、私はやはり公約を大切にしようと言う事に落ち着きました。私は皆さんに“議会で、質問するべき事は質問し、糾すべき事は糾し、提案するべき事は提案する”とお約束しました。私は行政のスポークスマンではありません。耳触りの良い事だけを話すのではなく、市民の代表として、多くの人と今まで話し合って来た事を議会で率直に声を出して行くつもりです。これからも、皆さんの声の代表者として議会でがんばりますのでいろいろな声をお寄せください。 | 議会で質問するという事は、思い付きで出来てしまうと言うものではありません。本を何冊も読んだり、前の議事録を調べたり、部署に行って実態を聞いたり、視察に行ったり、研究会に参加してりして、やっと議場での1つの質問を作り上げます。答弁にしても、決してお座なりではありません。課長級以上が夜を徹して作成します。行政の政策決定となる質問も有るからなのです。私は口癖のように言っていますけれど、真剣に真面目に一般質問にも取り組もうと思います。この一途な取り組みにきっと行政も出来る出来ないは別にしても、一所懸命答えてくれるだろうと思っています。 |
久美子: 狭山市の出生率は 国、県を下回り1.28です。 このような少子化にたいし、市の施策は?個人にとって、もっとも重要となってくるであろう家庭の狭山市のビジョンをお示しください。
市長: 少子化は人口構成にアンバランスを生じさせ、社会の安定的名発展や子どもの成長の上からも解決していかなければならない大きな課題である。 結婚や出産を望んだ時に性別や年齢に対する従来の固定観念を払拭しその能力と個性を思う存分発揮して活躍できる男女共同参画社会の実現が不可欠です。 |
久美子: 母親学級をもっと父親にも開かれたものに出来ないものですか。
乳幼児健康診断を父親と一所に出かけられるような工夫はありませんか。 福祉部長: 男女共生の観点から、父親の役割を考え、行動出来るような情報の提供をすると共に更に学習の場にも父親も参加しやすいプログラムを検討する。 乳幼児健診は両親が子どもの健全な発育を確認し育児に着いて共に考え得る大切な機会と認識しているが、現状を変えるに至らない。 |
久美子: 保育室は子どもの歩いて行ける所に設置して下さい。 また、一部の民間学童保育室の施設が古く、狭く、危険でもあるので早急な対策をして下さい。 開室時間の延長は出来ませんか。保育学年の拡大もお願いします。
福祉部長: 1小学校区1学童保育室を目標に、未整備地区の解消を図りたい。 民間学童保育室の施設の老朽化や狭おつ化への対応は研究してみたい。 開室時間の延長は検討する。 対象学年の拡大は今の所困難である。 |
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久美子: ファミリーサポートセンターは生活が苦しい人には高くて会員になれません。 また、学童保育室とおなじ4年生まででは、学童保育室の時間外の補完にはなりませんが、いかがですか。
福祉部長: 会員の代表者によって会則として定めました。 |
久美子: 児童館のプログラムに乳幼児と父親とのプログラムがありません。両親と子どものためにもプログラムを考え下さい。 駐車場を設置してください。開館時間を今の4時半から延長し、高学年の児童や、中学生も遊べる所にして下さい。 バリアフリーにして誰でも遊べる場所にして下さい。 児童館を増やして、身近に児童館を設置して下さい。
福祉部長 : 乳幼児と父親のためのプログラムは今後において事業内容や参加しやすい時間とうも考慮して検討したい。 駐車場は何か方策を考えて行きたいと思う。 時間延長は帰宅時間、季節、職員体制等の条件整備もあり今後の検討課題とさせて頂く。 中央公民館のバリアフリー化は難しい。 改修時には考えたいが改修の予定はない。 児童館を増やす計画はない。 移動児童館として実施したい。 |
久美子: 保育所は育児のプロがいる場所として、働いていない親に子育て支援をして下さい。 また、乳幼児の保育は男女が協力して行なう様子を子どもにも見せたいと思います。男性の保育士もいてほしいのですが。
福祉部長: 高まる一時保育の需要にお応えするために、実施炎の追加を検討するとともに、保護さん同志の交流支援を図って行きたい。 |
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久美子: 幼稚園においての幼児教育に女性だけが関わっているのではなく、男性教諭にも関わってほしいと思います。
教育長: 男性の受験者がおらず、今後臨時的任用等を考えて行きたい。 |
温かい介護保険について久美子: 各種在宅サービスの実施状況と予算状況、また、介護保険の導入でどのように変わって行くのでしょか。導入後には予算は少なくてよいのではないでしょうか。 福祉部長:
このような事業のどれを介護保険でまかなうかは社会福祉審議会に諮りたい。 |
他のお仕事:肩書きだけにしたくない
青少年問題協議会委員:3児の母として子どもの問題は正面から取り組みたいと思っています。 交通安全協議会委員:事故を無くしたいと心から思っています。 埼玉国体準備委員会常任委員:まだ、実際の取り組みは進んでいません。 狭山市住宅協会委員:住宅協会は解散に向けて動いています。 |
新米議員の独り言
「議会や委員会は舞台みたいなものですから」と言われて実際の意味が分かりませんでした。私の場合、一般質問を終えるや否や、議長室に呼ばれ、次の個所が決めすぎた発言であり、狭山市では江戸時代以後見た事も聞いた事もないと言われました。私は一般質問から次の個所を削除致しました。皆さんどう思われますか。 実は、日本の歴史のつい最近までは農村部で若い女性が子育てに参加出来る状況はありませんでした。子育ての責任なんて言っても母親に何の実権も与えられていませんでした。"嫁さん"は子育ての変わりに野良仕事に励んでいたのです。都市部においても、状況は同じ様なものでした。"嫁さん"はていの良いお女中さんでした。家事も子育ても実権は姑さんが握っていました。姑が家を切り盛りし子育てをしていたのです。若い"嫁さん"が子育ての一切の責任を負う事はなく、口出ししたくとも何も言えないと言う状況だったのです。この状況は私かそれ以上の年配の方は知っていらしゃ程最近まで続いていた事です。 |
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