狭山市への影響(交付金・公団の民営化)、倒産、雇用不安


質問:市長は“骨太の方針”に対してどのようなお考えで、これを乗り切っていくのすか。

構造改革では地方交付税の減少、都市基盤整備公団の民営化、不良債権処理のため、巨額の有利子負債を抱えたサティの倒産等、狭山市にも徐々に不安感が広がって参りました。失業率も5%をこえ、雇用も不安です。親が失業したり、収入が激減すれば、子どもにも大きな影響があります。

狭山市は倒産予防、失業者対策、雇用創出にどのような施策を考えておられますか。

答弁 (市長)改革の動向を的確に把握して、市民生活や市の事業に支障を来たさ無用、適切に対応して参りたいと考えております。

倒産防止には中傷企業向け融資制度の充実を図っており、他市に比して利用が多い状況です。

失業対策には、高齢者職業相談室の相談時間を1時間延長しました。市内での就職の場を確保するため
に企業の進出や新たな産業の育成が必要で、TAMA産業活性化協会と連携して新規成長産業連携支援事業を推進しています。
緊急失業対策資金貸付制度についてPRしていきたいと思います。

(企画総務部長)狭山市の帰郷の倒産状況は、平成12年度4、900事業所中17件、負債額は18億7千5百万円、13年度は8月末、4件、負債額12億円。尚7月現在の失業保険受給者数は249人です。

テキスト ボックス: 大丈夫っていうけど…
『構造改革、構造改革』と言っているけれど、狭山市としては、どんな風に影響を受けるか、良く分からないと言うのが現状みたいです。一方、狭山市財政の悪化、狭山市に店舗を持つ大型流通産業の民事再生法申請等、その余波を受けつつあります。
 「高橋ブラクソン議員、狭山市は不況には強い街なんです」と言われると、少しは安心するのだけれど、とにかく、今後、何がおきても、次の手だてができるように、用意をしておく事とが肝心だと思います。
 特に中高年齢者の採用は難しいそうです。少なくとも市の仕事には、年齢差別せず、中高年齢者を意識して雇ってほしいと願います。