議案第59号
Q:公債の借り換えということですが、利率が7%から2%台にまで引き下げられるならば、もっと多くの借り換えをしたらいかがでしょうか?

A:(総務部長)今回の借り換えは利率7%以上という制限があり、残念ながら他の公債で借り換えできるのはありませんでした。これらの公債はあと1〜2年で返し終える公営住宅債です。52万円程度返済額が少なくなります。



議案第68号

Q:柏原新狭山線の橋りょう上部の契約が、この度は前回の契約に比べて3000万円程安いようですが、なぜですか。また、前回と今回では契約者が違いますが工事上差し支えありませんか?

A:(総務部長)今回の仕様が多少変わり、積算の仕方が変わったので安く見えます。
(建設部長)業者が変わっても整合に差し支えありません。





1.青少年のために

Q:昨今の青少年犯罪や身近で見聞きする少年の実態は大変心が痛みます。決して少なくない数の高校中退者や、学校に行っていない青少年が狭山市にいると思います。15才以上の青少年の実態はよく分かりません。青少年の実態、意識調査を早急にしたらどうですか。
 また、中学校を卒業した青少年やその保護者は、何かがおきても相談する場所が県の施設となり、遠いのです。市に“15才からの少年相談窓口”を作っていただけませんか?
 青少年のための施策をもっと考えてほしいし、社会教育では、学校教育を離れた青少年のための教育的配慮をお願いしたいが如何ですか?

私の考え:青少年問題の取り組みは待った無しだと思います。普通の子供が凶悪犯罪を平気でしてしまう。今、青少年の考えがよく分からない。その答えを出すためにも、実態調査をしてほしいと思います。中学校を卒業した子供の相談はどこに行ったらよいか、保護者も子供も迷います。市に“15才からの少年相談窓口”を作って下さい。
 公民館などでは、青少年のための斬新なプログラムを作り、青少年の居場所の一つにして下さい。

A:(市長)今のところ、青少年の実態・意識調査を考えてはいません。一般市民の意識調査の中で年齢階層区分を配慮していくことを検討して参ります。
 “15才からの少年相談窓口”は考えていません。今ある窓口で対応したいと思います。対応出来ない時は、県の相談所等に依頼します。 
            



2.男女共同子育ての市のあり方と施策

Q:男女共同参画社会基本法が昨年施行され、6条に「家庭生活における活動と他の活動との両立」、また、埼玉県男女共同参画推進条例第3条第4項においても同様の内容が盛り込まれていますが、狭山市はこれについてどのようにお考えですか。
 昨年の質問のときに比べて、具体的な施策では進展があったのでしょうか。また、何を検討していますか。



     







A:(市長)すでに、欧米においてはこのような社会の実現がみられておりますので、啓蒙活動に積極的に取り組み市民の理解を得る方向で努力していきたいと思います
(福祉部長)母親学級を改め、マタニティースクールとし、お父さんの講座も持ったところ、定員の3割〜4割もお父さんが出席するようになりました。
 保育所は今年120人も定員を増やしてもまだ70人あまりの待機者がいる状態で抜本的な待機児解消のために努力しているところです。今年から、男性保育士を水野保育室に配置しました。
 学童保育室は1校区1室を目指して、計画どおり進めています。6時半までの時間延長も検討しています。民間学童保育室の施設に対しては検討課題と思っています。
 ファミリーサポートセンターについては、順調に進んでいます。病後児の受付けもすることがあります。
 児童館における父親と子供のためのプログラムを検討します。開館時間も、日が長くなった時の延長を検討します。



3.狭山市駅西口開発

Q:都市計画決定に向けての諸活動の状況はいかがですか。旧入間川小学校がとり壊されますが、環境に優しく、産業廃棄物の処理も正しく行って下さい。跡地の管理もしっかりして下さい。公共施設の市民の要望をよく聞いて下さい。市の対応は如何でしょうか?



A:(市長)公団の事務所が8月頃設けられます。公団と基本協定書の締結もして、立場役割を明確にします。権利者組織と権利変換モデルの研究などを始めています。産業廃棄物の処理には請け負い業者を指導します。入間川小学校跡地は、地域の方々に使っていただこうと思っています。公共施設の要望は学識経験者・市民有識者・公募による市民からなる委員会を作って検討したいと思います。


  


Revised 2000.09.07   Copyright (c) 2000 by 高橋ブラクソン久美子