視察報告    セミナー他

  








 
  
                   
 青少年育成会議・少年の主張を聞いて   

 9月9日、青少年育成会議総会で少年の主張を聞いてきました。小学生は主に狭山市の環境について、ごみの不当投棄を改善する事、緑を残す事などをスピーチしました。中学生は家族のあり方、家庭のあり方についてのスピーチでした。
 小・中学生とも大切の事がよく分かっているなと思いました。ある中学生から大人へ望むことは『子供を愛してほしい』と言われました。自分は『優しい母親になりたい』と言っていました。
 この要望には、大人はいろいろ考えると思いますが、子供の真摯な声を素直に受け止められる大人でいたいと思いました。子供から期待され信頼される大人にならなければと、強く思いました。

                                              
             

    


 嵐山町視察 〜犯罪被害者支援条例〜

 嵐山町は犯罪被害者支援条例を初めて施行した町です。8月29日に嵐山町を訪ね、条例について伺ってきました。ここで、大切な事は犯罪被害者は自分の精神的・経済的被害を訴えるところがないということです。その被害者に町は寄り添っていこうという姿勢を示したのが、この条例の主旨だそうです。現在、日本でこの条例を持っているのは1市・2町だそうです。


             











 彩ネット 〜公職選挙法勉強会〜

 9月16日、公職選挙法勉強会に行ってきました。選挙の際に注意しなければならない事、議員として注意をしなければならない事など、学ぶ点はとても多いのです。
 きれいな政治を目指す私は、公職選挙法が改正されるごとに、勉強のし直しです。今回は、“連座制”に焦点が当っておりました。金権選挙とは無縁な私ですが、法律に抵触しないようにしっかり勉強しました。
 今更でもありませんが、公人として、お中元・お歳暮・お祝い等の寄付行為や、年賀状・書中見舞いなどが一切認められておりません。皆さんには不義理を重ねることになりますが、公職選挙法に従っておりますので、ご理解下さい。


                        

   
















 市川房枝政治参画センター夏季セミナー
              〜ニューヨーク国連女性2000年会議報告〜


 8月23日、市川房枝政治参画センターの夏季セミナーに参加してきました。国連女性会議には私も出席したいところでしたが、今回は北京会議とは違い出席者の人数制限があり、私を含め多くの女性が出席できませんでした。
 房野桂さんの報告を聞きますと、まさに国際政治が繰り広げられていたようで、女性問題にたいする認識・理解・対策等をまとめる作業は大変だったと分かりました。その中で、日本の女性が国際会議の中でも頑張っているのを知り、世界を舞台に活躍している先輩日本女性達にエールを送りたいと思いました。そして、このセミナーでそのような方々と親しくさせていただき、光栄に感じました。
 女性労働問題は、労働三法が改正された事についての問題を最近の判例を交えて、都立大学教授の浅倉むつ子さんがお話ししてくれました。労働の流動化が進んでいる時、そのリスクを負うのは女性が多いとのことでした。雇用の場における間接性差別が問題ではないかと指摘されました。今でも女性の地位向上のために戦っている人達がいるのを忘れてはならないと思いました。
 税理士の遠藤みちさんは、女性の年金・税金の問題について、主婦の今後へのリスクと女性の生き方についてお話し下さいました。多様な生き方の女性に、今の社会保障制度が機能できるかが問題です。
 まだ女性に関して、多くの分野で問題が山積みなのがよく分かりました。


            

   






 編集後記

 市制45年です。人口は当初の5倍になりました。新しい町ができて、新しい町名もできるのです。狭山市にふさわしい事ではないでしょうか。昔の村や町に思いを寄せる人がいても不思議ではありませんが、新しさと古さの調和した狭山市を形成するのが一番良いのではないでしょうか。この頃、そんなことを思っています。
   


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