市議会レポート（６）：質疑

　　　　　　　　

　

　狭山市の非常勤消防団員は何人退職し、現在は何人ですか。年間いくら退職金を払っているのですか。

　

　　

　３０人程度退職し、現在１２４人です。昨年は８０５万円程の支出でした。

　

　　

　地域の防災のため、長年ボランティアで頑張っていただいている消防団の方に感謝します。ただ、私としては、女性がいないのがいかんせん寂しい事です。

　

議案第76号

　今回の基金積み立てを加えると財政基金積立金、都市基盤整備基金積立金はそれぞれいくらになるのですか。基金はいくらくらいが適正と考えますか。

　

　　

　財政基金は１４億、都市基盤整備基金は１８億円になります。一般会計の５％は欲しいのですが、なかなか積み立てられません。

　

　　

　主婦としては、この金額しか基金がなくてよく頑張っているなあと思います。億を万に落として考えるとよく分かります。市の年収は手取り４４０万円、現在の貯蓄額は８５万円、そのうち自由預金は１４万円。年収の中の８３％（経常収支比率という）は光熱水費のように出ていくところが決まっています。現在、３６０万円の借金がある上、駅前開発のための３００万円借金をしなければならないのですから、家計（財政）はたいへんです。

　

議出 4-1-1-13

　福祉部は同じような計画を立てたばかりです。この計画を立てる意味があるのですか。実行の方はどうなのですか。

　

　　

　計画をたて、発病の予防等をしっかりします。

　

　　

　素人の私には役所は計画ばかりたてているように見えます。その必要性は認めるにしても、実行はどうなっているんだと聞きたくなったのです。

　

議出 11-1-1-1-23

　　

　今回、土木・教育債の繰り上げ返済が可能になりました。利率何％の市債が繰り上げの対象になり、いくら返済額が減ったのですか。

　

　　

　７％の博物館建設債等で、この結果５％以上の物はなくなり、２,８７０万円返済額が減額されました。

　

　　

　今年度末の狭山市の地方債の現在高見込み額は３６２,８６２,６９１円です。前年度より２０億円程少なくなってはいますが、今後借金が増える事を考えると、今まで借りている高利の市債を早く返して、低利のものに借り換えできるものはしていくのがよいと思います。しかし、国からの借入れはなかなか繰り上げ償還させてくれないのが現実です。

議案第85号

　

　ふれあい健康センター使用料収入が今年８００万円下がりました。今後同じような施設が奥富にもできますが、今後この収入はどうなると思いますか。経営上、手を打たなくてよいのでしょうか。

　

　　

　今後減収を考えてはいません。ですから、この推移でいけば何も心配していません。

　

　　

　私はこの福祉部長の考えは楽観的過ぎないかと危惧しています。確かに、利便性が高いのでそう急激に利用者は減らないと思うかもしれませんが、民間のお風呂施設も新しくできました。年間５億９,５００万円という市税をサピオに使っているのですから、これ以上市の負担が増えないことを考えて欲しいのです。

　

議出 3-2-1-19-78

　少子化対策ではどのような成果が上がっていますか。特に、私立幼稚園に出した補助金についてはいかがでしょうか。

　

　　

　保育所・私立保育園で１２０人の定員増を行いましたが、９月現在９０人程が待機しています。

　　　　　　　　　　　

　

　　

　補助金が遊具などに使われ、幼稚園が地域の子育て支援のセンターとなり、お母さん達に喜ばれているようです。

　

　　

　私は少子化対策事業をまだ視察していません。今年の末には、いくつかの幼稚園を視察しようと思っています。