風雲急を告ぐ国際情勢や、嵐の中を駆け抜けるかのような日本

出来れば、堅固な屋根の下で雨宿りしたい。

子供だけは守りたい。

9月7日、骨太の方針に示される小泉首相の構造改革が狭山市にどのように影響するかを一般質問しました。その4日後、9月11日夜、その質問が吹っ飛んでしまうような事件がアメリカで起こりました。ニューヨーク、ワシントンでの同時多発テロ事件です。ブッシュ大統領は「これは21世紀初めての戦争だ」と言っています。小泉首相は「その戦争に出来る限りの支援を惜しまない」と言っています。

アメリカはテロに敢然と立ち向かって行くことでしょう。これが発行される頃には、大規模な戦闘になっているかもしれません。確かに今回のテロ行為によって何千人と言う普通の人が殺されました。その方やその家族の気持ちを想像するだけでも、心が痛みます。しかし、その報復のためにまた、何千人の命が亡くなってしまうと思うと、本当に泣くに泣けない辛い思いです。そして、その犠牲者の多くは普通の市民であり、若い兵隊さんであろうと思うと、やはり、黙っていてはいけないのかもしれません。

卑怯者、臆病者と言われるかもしれないけれど、戦争は止めましょう。アメリカ人の気持ちがよく分かるし、テロは許せない。それでも、戦争をとめましょう。戦争が起きれば、その影響は日本にも必ずやってくるのです。戦争を止めるために、個人として何が出来るのかは分かりませんが、少なくとも、声を出していこうと思っています。平和への努力を忘れないでいようと心しています。