11月22日、臨時議会が開催されました。10月23日以来、各種報道機関によって継続的に報道続けられた"事件"に対し、狭山議会もようやく究明する事にしたのです。私が10月24日の全員協議会でこの事件を決してうやむやにしてはならない事を強調したにもかかわらず、その後の議会の事件に対する取り組みは遅れがちで、新聞だけでなく市民からも批判の声が上がっていました。この日、議会は110条での特別委員会を設置する事を裁決しました。私はこれに反対致しました。私はこの件には、百条委員会の方が良いと思いました。百条と110条の委員会の違いは、地方自治法により百条の方が調査権が強く、証人喚問調査も可能ですが、110条では参考人を呼んでお話を伺うという程度の事しか出来ないのです。徹底した調査は百条委員会ですべきなのです。

注: このレポートを書いたあと、事件の公判があり、市長は特別委員会で、警察の調書と全く反したような事を述べました。この事は、もし、この特別委員会が百条委員会であり、市長が証人として喚問されたのであれば、偽証罪で訴えられかねない事です。ですから、特別委員会を地方自治法100条で行なうか、110条で行なうかは大きな違いとなるのです。うその証言をすると告訴する事もできる、百条委員会の権限はそれだけ真相究明には大きな力になるのです。