あなたは許認可の権利をもっています。部長専決といっても、部長は彼の名前の判を押すのではなく、あなたに変わってあなたの名前の判を押します。あなたは、部長がで判断できない物を、なぜ私が判断できるのかとおっしゃいました。
しかし、市長。最終的に判断するのが、あなたのお仕事なのではありませんか。地方自治法第149条第9項に当該普通地方公共団体の事務を執行することが地方公共団体の長の担当事務とされており、同じく地方自治法第173条で言うように事務吏員は上司の命を受け、事務を掌ると規定されているのです。狭山市事務決済規定第5条第4項では事案について疑義があり、又は現に紛議を生じ、もしくは生ずる恐れがあると認められる時上司の決済を受けなければならないとして、この際はあなた、市長に決済を委ねられたのだと思います。
本質的にあなたの命を受けなければ吏員は何もできない筈なのです。それにも関わらず、部長が判断できないことを判断せず、あくまでも部長決裁とした事で、12月5日の産経新聞は「市長の姿勢は"責任逃れ"と指摘されても仕方ないと言えそうだ」としております。この指摘に対して、あなたはどのように御答えになられるのでしょうか。この場合、"責任逃れ"などと言われない態度とはあなたはどんな態度だと思っておられますか。
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