議案質疑


議案 質問 答弁 私の考え
議案第7号狭山市職員の再任用に関する条例
議案第10号狭山市職員の定年等に関する条例等の一部を改正する条例
再任用の状況は今後どのようになっていくのでしょうか。
多数を再任用する際、今度の条例では再任用者が同じ職にも付けます。そうすれば、在職者の昇進も遅れたりする可能性もあリます。職員の士気が落ちることはありませんか。
(総務部長):13年度8人、14年度8人、ですが24年度には170人、25年度には200人と、多数の再任用者となります。面接などをして再任用を決めます。再任用者は市職員の定数に数えられます。



年金が65歳からの支給に繰り上げられるのに伴い、法律を改正して市職員の再任用を65歳まで認めるという条例です。再任用の職員は常勤、非常勤となりますが、今までの嘱託とは異なり、同じ職階にとどまることも可能になります。再任用の方も職員数として数えられるので、新採用が抑えられることになるでしょう。昇進にしても今までどおりとはならないでしょうし、市職員の高齢化がぐっと進むことでしょう。
待遇面ではいろいろな条件の方が同じ職場で働くようになります。不平不満が出てこないとよいのですが。少子高齢化の中のひとつの施策として考えられた再任用制、これからの世代の足かせとならなければよいけれどもと考え込んでしまいました。


議案第27号 狭山市一般会計予算: 3月は予算議会でした。個人、法人税の収入が大幅に減少しています。21億円基金を取り崩しての予算となりました。

3 支出 2款 総務費 1項 総務管理費 1目 一般管理費 8節 講師謝礼 経費削減のため、職員の先進市視察、市外研修が少なくなっています。ですから、庁舎内における職員研修は大切です。どのような体制ですか。 (総務部長)講師謝礼として19人分152時間を考えています。すべての職員を対象に研修計画を立てております。

私はまだ、職員の研修計画を見たことがありません。研修により、職員の質が高まります。計画が必要に応じ、また、先を見通すものであるか、実物を見せてもらいチェックするつもりでいます。市民のみなさん、市職員にこんな事を研修してほしいと思う事ありますか。問題ありと言われていた市の窓口対応については総務部企画課が市民アンケートをしていました。結果を広報でお知らせするそうです。
12目 電算管理費 13節 委託料 51 プログラム作成等委託料(196、000千円)

プログラム委託するという戸籍や住民票の電算化、外国人登録の電算化とはどのようなものですか。今後、市役所ではコンピュータを
使用しての受付け業務についてどうお考えですか。
(総務部長)電算機を使い、戸籍や住民票を全国どこでも、受け取り可能にします。外国人登録は庁舎内で今まで手作業でしていたものを、電算化します。外国人登録の全国ネット化はまだ考えておりません。電算機による各種申請はまだ検討している段階です。 電算化は国民総番号制等といわれ、個人情報の保護の観点で問題を提起します。アメリカ合衆国では何年も前から行なっています。なぜならば、米国は住民票や戸籍がないという制度上の問題があるからでしょう。日本は個人情報の保護の考えが薄く、コンピューターから個人情報が漏洩するのが恐い。
また、役所での個人情報の管理が徹底するということは、個人のプライバシーの管理にもなり、基本的人権の侵害だという人もいます。悪用されない工夫がぜひとも必要となります。
26目 諸費 23節 負担金・補助金・交付金 5 狭山市防犯協会負担金(4、050千円)

青少年の犯罪はちっとも減っているようには見えませんが、狭山市防犯協会負担金でどのような活動をしているのでしょうか。
(環境部長)市民一人当たり25円を負担しています。"防犯パトロール"を全戸配布し、防犯を呼びかけています。昨年からは"犯罪被害者支援協議会"も結成され、犯罪被害者に何が出来るかを検討しています。 防犯活動を単に啓発活動にしてよいのか。疑問です。でも、他にどうしたら犯罪を少なく出来るのか、しっかり考えなければなりません。
犯罪被害者の事は本当に不当とさえ思われるように無視されています。
3款 民生費 1項 社会福祉費 1目 社会福祉総務費 13節 委託料 50行旅死亡人取り扱い委託料(320千円) 32万円は年間何人のために使われているのでしょうか。死亡する人は増加していますか。 (福祉部長)年間2、3人行き倒れといいますか、住所も名前も分からない方が狭山市内でなくなり、埋葬しております。死亡者の増加傾向はありません。
3項 生活保護費 2目 扶助費 20節 扶助費 (1、619、433千円)
扶助費だけで二億円も上がりました。どのくらいの人や世帯に扶助していますか。生活保護は、住民登録をしていなければ、扶助できないのでしょうか。3 (福祉部長)12年度は564世帯928人に扶助しましたが、本年度は612世帯1008人に増えました。住民票のない方々に生活保護を扶助できない。 最近良くホームレスの姿を見かけるようになりました。今年の冬は寒さが厳しく、川越市や入間市ではホームレスが凍死したと聞いています。市民の方も心配しています。それで、今回このことを一般質問をしました。

  不況は中小企業中心に深刻です。行政として市は何が出来るでしょうか。思い付きでやった商品券への補助も決して大きな効果をもたらさなかったようです。反って業者には不評だったようです。打つ手はないのか。連帯保証人のいる融資。今時連帯保証してくれる人がいるのでしょうか。市は税金に焦げ付きは出来ません。だから連帯保証人なしではお金は貸せませんというのです

7款 商工費 1項 商工費 2目 商工振興費 18節 負担金、補助金及び交付金(66、748千円)
昨年は商品券を2億円も発行し、その補助をしましたが、今年はしないのですか。現在は大変な不況です。中小企業の方々への融資策として、これで十分なのでしょうか。 (市民部長)商工会議所等にお聞きしながら、融資額等を決めました。商品券については今年は考えてはおりません
去年あんなに力をいれた商品券をなぜ今年行なわないがきいてきました。消費者には1割のプレミアムがつくので完売だったのですが、業者にとってはとても面倒くさかったようです。面倒くさかっただけで、経済効果が少なかったというのが、実際だったのでしょう。去年使った2000万円は一体どう評価すべきなのでしょう。失敗だということなのでしょうか。