一般質問・一般質問・一般質問・一般質問・
一般質問・一般質問・一般質問



1.情報公開条例(公文書公開条例)の改正について


質問
10年たったこの条例の改定をどのように考えていますか。内容はどうなるのですか。
新しい媒体も開示の対象になると思いますが、文書管理はどのように考えておられますか。
答弁 (総務部長)今年度をめざして、改定の予定です。法律に従うようにしたい。知る権利についても言及したい。新しい媒体の管理も含めて、しっかりしていきたい。


2.個人情報保護条例について


質問
個人情報保護条例の制定のために、現在までにどのような準備がされていますか。
個人情報保護や自己情報の開示の基本的な考えは?民間に対してはどのようにするのでしょうか。
答弁 (総務部長)13年度以降、個人情報保護条例制定に向けて具体的検討に入ります。

   私の考え
情報公開法の施行により、全国の市町村で条例を作る努めができました。狭山市は平成2年に公文書公開条例を作り施行していますが、やはり古くなり、改正が必要です。個人情報保護条例は狭山市にはまだありません。個人情報保護条例には自己情報の開示という新しい概念が導入され、自分の情報は自分で知る事が出来るという当たり前のことがこの条例抜きでは不可能打というのです。だからこそ、個人情報保護条例を早急に作ってほしいと願っています。

私はこの質問するために、桶川、久喜、朝霞、蕨市を視察し、県内の条例を集め調べてみました。私は、自分で見たり、聞いたり、調べたり、考えたりしてから質問するというのが信条です。

一般質問の成果も早く出るものもある一方、今提案することが狭山市の将来にとって必要であろうと判断し、質問する事があります。この条例に関しても将来のために言っておかなければならないと思い行ないました。しかし、 32もの市町村でこのような条例の制定がなされている現状では、当市においても情報公開条例の改正や個人情報保護条例の制定を来年度までにすべきではないかと思います。

質問の詳しい内容は、私にお尋ね下さい。コピーを差し上げたいと思います。


3.男女共同参画社会の実現を目指して


質問
ア. 昨年時期を見て行なうと市長が答弁した男女共同都市宣言への準備状況は如何ですか?
イ. 審議会、協議会、委員会、自治会、PTA本部等の男女共同参画の現状、認識、対策はいかですか?
ウ. ポジティブアクションとしての女性人材活用への施策はありますか。
エ. 女性管理職の状況はどのようですか?
オ. 幼稚園、保育所での男性職員の雇用は?また、それを進める環境作りは?
答弁 (総務、市民、福祉部長、教育次長)男女共同都市宣言についてはまだ時期を検討しています。
審議会等の女性の割合は22%と、中々目標30%を達成できません。女性の参加を呼びかけてはいますが、それだけでは参加していただけない状況です。
男女平等な機会を儲けていますが、残念ながら、管理職には女性はとても少ないのが現状です。管理職になるように女性の意識を高めてほしいと願っています。そのための啓発を進めたいと思います。
保育所には12年度1人、13年度1人男性保育士が入りました。トイレやロッカーの環境整備をしていきたいと思います。
幼稚園に男性を積極的に雇用していきたいと願っていますが、優秀な人材は女性に多く、男性の雇用にいたっていません。

私の考え

将来の日本のビジョンは?と言われた時に私なら、"男女共同参画社会の実現でしょうね。"と答えます。これは、男女が仲良く一緒に暮らせる社会とでも訳せます。今までとどこが違うのかというと、男女の役割分担にこだわらず、出来る人がやれが良いでしょうというのが、この考えの背景にあります。

決め事は男性、女性は付いていくだけと言う従来の考えはもう古くなっています。でも、女性は子育てがあり、社会で活躍しにくいのです。だから、女性は結婚をしたがらなくなっています。子供を産みたがりません。

今までは、例え、勤めていても、出世競争から降りなければ、勤めを続けられないのが現状でした。 男女平等を標榜しておきながら、実際は女性にだけ家事労働や子育てが委ねられているので、女性が女性としての幸せ(結婚や子供)を求めれば、男性のように働くことは無理でした。増して今までは、満杯の保育所、未設の所もある学童保育室、安心して勤務出来ない女性は仕事を止めざるを得ませんでした。

職員課の男性は女性が長期研修に出てこないから女性にはやる気がないといいました。でも、家庭を持つ女性が10日の市外研修に行けるのは非常にまれです。同じ研修を庁舎内で15日に分けて出来ないものでしょうか。それならば女性も参加出来るかもしれません。このように、女性の人生のサイクルを考慮に入れ、女性にも機会を与える工夫をポジティブアクションと言うのです。昔ながらの男女平等では、女性が男性のようになれと言っているようなものでした。

教育費の増大、不況による収入の減収、少子化による労働不足等で、女性労働が必要とされています。それなのに、多くの女性は低い賃金の雇用の不安定な職場で一生懸命働いているのが現状です。女性の労働は安く見られています。女性に優しい施策、ポジティブアクションを進め、女性が女性でありながら、もっと仕事に誇りの持てるようにシステムをかえる努力が求められているのだと思います。

働だけではなく、女性が社会全般にに積極的に関わられる社会を作らなければなければならないと思います。市の審議会、委員会、地域の自治会、PTA等本部に(意思決定機関)に近くなれば近くなるほど女性が消えていきます。女性が能力がないせいでしょうか。どうしたら女性が参画し易いのでしょうか。女性の視点で物を考える事が大切です。こう考えて行なうことをポジティブアクションと言うのです。まだまだ社会は女性にはつらく出来ているのです。女性にもっと優しくすると男女共同参画社会がやってきます。

私の考え

民生児童委員は70%女性だと聞いた時、男性議員から"不平等だ"と声が上がりました。やっと分かってくれたと思いました。政治は男性、民政は女性というのはおかしいからです。少しずつでも、男性に男女共同参画を理解してもらえて嬉しいです

4.ホームレスについて


質問
狭山市におけるホームレスの現況と市の認識はいかがですか。ホームレス問題を答弁解決するための市の施策・対策はありますか。
答弁 (福祉部長)入間川や公園で20人弱のホームレスの実態があります。生活保護担当としても川越土木事務所担当者といっしょに現場に出向いて、相談をしたりしていますが、解決に至らず、苦慮しています。県も具体的な方針が決まっておらず、各関係機関と連携によるネットワークで対応したいと思います。


私の考え

狭山市においても、ホームレスの方々を多く見るようになりました。国ではやっと対策に乗り出した所です。

ホームレスの問題は、住む所がないので野宿生活を余儀なくされ、すべての国民に保障されている、健康で文化的な最低限度の生活が出来ていないことにあると思います。

一方、働き、納税するのは国民の義務ですが、それをしない、出来ないという状態は是非改善すべきだと思うのです。ホームレスのかたは好んでその状態にいるのではないと思いたいのですが、もしそういう事があれば問題は深刻です。若いホームレス、女性のホームレスさえ狭山市にも見られるようになっているのです。ホームレスの増加はある意味で勤労や生きる意欲の減退、モラルの低下をもたらしはしまいか心配です。

ホームレス対策で一番は、ホームレスにホーム(住む所)をと思うのです。
生活保護費も住民票がなければ、扶助できないのであれば、ホームレスの役に立ちません。いわゆるセイフティネットからもれてしまっているといわれるホームレス。住民も不安に思っているのです。狭山市がいま手を付けなければ、将来、大きな問題になるのではないかと思うのです。