建設委員会には多くの議案が付託され、審議されました。予算審議されたところはまず、緑地保存に関してでした。県と市と協力して緑地を買っています。(61、194千円)しかし、それでは財政的に追いつかないので、借り上げてもいるのです。相続税の優遇もあるのだそうです。88、356千円も緑地保存に使ってはいるのですが、年々緑地が消えて行っています。

  幹9号線は
稲荷山公園駅から鵜ノ木に抜けてくる道路のことです。その道路は国道16号線に接続する事になっています。つつじ野団地に住む人は広瀬橋を渡り稲荷山公園駅にいくバスを望んでいるのです。今年、16号沿いを100坪6750万円で買い、そこにある建物を1200万円で補償するのだそうです。それでもまだまだ開通のめどが立たないのは残念です

  
ホームレスについても、検討されました。河川敷きや公園にいるからです。委員会審議の日に視察に行ったのですが、今まで老人が憩っていた場所にホームレスの人の所帯荷物がおいてありました。複雑な問題で解決のめどが中々立たない状態です。

  狭山市駅西口開発は昨年計画を大幅に修正する事になりました。
西武線が駅舎を建て替えない事が決定し、駅前の計画を変えざるを得なくなったためです。公団が事務所を構えたにもかかわらず、都市計画決定に向けてどのくらい進んでいるのか気がかりです。駅前開発は私が市民アンケートしても大きな反響を呼んでいます。計画通り17年には完成してほしいと願っています。

  狭山市東口区画整理事業はようやく軌道に乗り始めたようです。今年、10年事業を延長しました。成功して素敵な街を作ってほしいと思います。

   継
続審査になっていた議案110号については、多少形状を変えさせ、また、道路の付けかけ部分にたいして確約書を付けさせ終わりとしました。しかし、遊水池は復活しませんでした。法律の裏を尽くような開発を切歯扼腕するほかないというのをどうしたら良いのか、これは私の将来への課題です。

  下水、水道共狭山市ではほぼ100%の普及率です。
今後は古い施設の改修が主になります。水道事業の経営は昨年の値上げで一安心。心配は不況が長引く中、水道代が払えず、止水されている人たちの福祉です。福祉部との連携をお願いしました。

    建設委員をすれば、もっとワクワクしながら街作りが出来ると思っていたのに、最近は
夢がないなあと思ってしまいます。一本の道路を通すのも何十年とかかる仕事です。とても地味な作業の積み重ねです。これからも、大変だと思うからこそ狭山市東口、西口駅前の開発が順調に進むように応援をしていたいと思います。

何にも知らない建設のことを2年でようやく少し分かって来ました。勉強させてくれた市の職員の方に感謝します。狭山市始まって以来の女性建設委員だそうです。市民の感覚と要望をしっかり街作りに生かしたいと願っています。