どうにかしなくちゃあ!

        狭山市財政の悪化すすむ

 財政状態に対する質疑をしました。9月議会は、決算の議会ともいわれ、12年度決算の審議をすると共に、12年度で余ったお金を、補正と言って13年度に繰り入れます。

私は基金についてその状況をただしました。その結果分かったことは、

1.一般財政調整基金は現在、13億円ほど。年度末でも20億円に達するか分からない。

2.毎年20億円の財政調整基金を使い、当初予算を組んでいたが、来年度は現状のような予算は組めない。

3.この数年、基金を使い予算を執行してきた。毎年、歳入に比べ、2〜5億円基金を使ってきた事になる。(すなわち、赤字?)

さて、それではどうするか。何をカットできるか。狭山市ではサマーレビューとして、庁舎内の経費の見直しをしました。医療保険、生活保護関係、児童福祉、のような福祉予算を縮めるのは、事実上不可能です。ごみ関係の衛生費もカットし難いです。とすれば、土木建設費の大幅縮減しかないように思われます。区画整理、道路整備が遅れがちだと言われている狭山市の状況がもっと悪くならない事を願います。

ここで一つ市民も財政の助けをするべきではないかと思います。一つは狭山市のごみ処理費が高い事から、ごみをできる限り少なくする努力をする事。また、ごみ処理の有料化も視野に入れること。住民票などの手数料を上げること。公民館を借りる時、多くの団体が無料ですが、多少は払うようにする事。等です。

市からのサービスはとても安いのです。建設費等を考えに入れなくても、実際の経費の2、3割しか貰っていないのが現状です。それでは、事業を維持するのが徐々に困難になります。本当に必要なサービスを継続するためにも市民が応分の負担をする必要を感じます。