初めての予算議会を終えました。
400億円超の一般予算案、国民健康保険特別予算、老人健康特別予算、狭山市下水道特別予算、上広瀬土地区画整理事業特別会計予算、狭山市駅東口土地区画整理事業特別会計予算、介護保険特別会計予算、を審議し採決しました。
  今回分権関係の条例や介護保険が始まるための条例などが上程され、議員提案の
3議案も含めて48議案を審議し、採決いたしました。
  今回も議会の前に予算関係のレクチュアを受け、議会の間をぬって各部へ勉強しに伺いました。教えて下さった方々に感謝しております。私はこの勉強をもとに女性の視点で子供達のためにも必要と思われる質疑をいたしました。

                                                      

質疑:第10号

Q:狭山市介護保険条例では個人情報の開示が3条に示されていますが、個人カルテも開の対象ですか。
契約解除も含めて、オンブズマンのような不服処理はどなたがなさるのでしょうか。

A:カルテは認定資料の対象にはなっていない。
人福祉課に不服処理の相談窓口を設け、不服に対応したい。


私の考え 
個人カルテの開示は医療でもなされてきており、今後介護保険においても開示されるべきだと思います。 不服処理等の相談業務は介護保険が新しいので、特に大切です。分かりやすい所で対応もきめ細かくしてほしいと願っています。

          

  
質疑
: 議案15号 
        

Q:狭山市の証明書の交付に際しての事務手数料は全国的にも一番安いといわれていますが、狭山市の事務手数料を決める時にその基準となるような物があるのですか。
受益者に応分の負担を求める考えはありませんか?


A:明書等の事務処理に対する手数料の準はない。ちなみに、この手数料は昭和52年に決められ、約300円かかる所を100円いただいています。

私の考え
  私は自分の事は自分の負担で行なうべきだと言う考えを持っています。300円経費が掛かるのならば300円払うのは当たり前ではないかと思います。そして、税金は何のために使うのかといえば、公共施設に代表される皆のための物やサービスに使うべきだと思っています。
行政におんぶに抱っこという今までの発想では市はすぐに赤字団体になってしまいます。私達は自立の精神で生きていきたいものです。


                                           


質疑:
議案43号

2款総務費1項総務管理費10節交際費

Q:市長の交際費が480万円ありますが、その 主な使い道はどのようですか?


A:におい金や慶弔費等に使います

3款民生費

Q:補助金や負担金を市から支出する時はいつですか?

A:それぞれ時期はわります


私の考え  民生費の補助金や負担金が早く支給されるのを待っている団体がたくさんあります。補助の対象となっている団体に早めに補助金を上げないと事業が成り立たない場合もあります。また、一斉に補助金を支給してしまえば、一時的に市の財政状態が悪化する事もあります。
私が収入役に伺った所、当市では一時借入れをせずに財政を回していると言う事です。本当に微妙なことですが、うまくしてほしいと思っています。

              


3款民生費5目授産施設費

Q:みのり福祉会の授産施設では1人あたりいくらの給料でしょうか?


A:3000円ぐらいです。

私の考え  授産施設では重度の障害者も含め多くの心身障害者が働いています。一月働いても3000円です。
「預かってもらい、行く場所があるだけでも良い」という考えもありますが、障害者も普通の人のようにもっと稼げたらいいのにとも思います。

                                                     


4款衛生費5目休日診療急患センター費

Q:狭山市における小児科の急患体制はどのようですか?

A:のセンターに来る半数は子供です。1年に70日の休日を2人の医師が当番しています。
そのうち、小児科医は5名です。

私の考え
  私を支援してくれる人から「久美子さん、狭山市の小児科の緊急体制どうなってるの?見てもらえる病院がないのよ」と言われています。
急患センターに行ったとしても、小児科の医師に見てもらえるのは幸運としかいいようがありません。様態がすぐ悪化するので恐くて医師になる人が少ないと言う話も聞きます。
子供はなぜか土日に熱が出たりするのです。良い診療体制を確立出来たらと、願っているのですが。


          


4款衛生費2項清掃費5目リサイクルセンター費

 Q:ペットボトルの収集は年間で何トンになりますか?

A:360トンくらいです。1日1トンくらいです。


私の考え
  ペットボトルの全戸収集が始まります。ごみの減量化のために始める分けですが、収集した後のペットボトルの処理が問題になっています。
リサイクルするとエネルギーが掛かりすぎるので、ペットボトルは焼却した方が環境にはよいという考えがあります。リサイクルすると環境にもっと悪くなるという矛盾があるのです。
トータルで物事を考えないといけない時です。


                                                          


8款土木費2項道路橋梁費7目雨水対策費19節負担金、補助金及び交付金3新河岸川水系改良促進期成同盟会負担金


Q:この負担金はどのように使われるのでしょうか?

A:洪水対策のためにハザードマップを作ります。 洪水の際、逃げる場所を明記しています。


19節負担金、補助金及び交付金70雨水各戸貯留・浸透施設設置補助金


Q:この補助金はどのように使うのですか?

A:雨を川に放流する代わりに各家庭に貯水槽を設ける場合、上限3万円まで補助をします。
樋の水もその下に浸透桝をつけ、地面に雨水を浸透させる場合、1個2万円までの補助をします。

私の考え 
大雨が降ると久保川、不老川が洪水を起こします。雨水管を通して雨が急激に川に注ぎ込むからです。
雨をできる限り地面に返す方策を取るべきです。貯水槽も浸透桝も良い考えです。
補助金の使える内に家の改造してみたらどうでしょうか。


     


質疑:
議案5

Q:水道事業会計予算で、支出3項特別損失で水道を止めている戸数は何軒ですか?止水する時はどのような手だてを踏むの
ですか?

A:昨年は92軒、今年は181軒。滞納後1ヶ月で督促状を送り、その後1ヶ月で止水の予告をし、1週間後止水の最終予告に出向きその1週間後に止水する。

私の考え  水は生命線です。止水後、どのように生活しているか心配です。水道部は法律にのっとり止水します。福祉部はこの事に何も知らないとなると、行政の谷間で苦しんでいる人がいるのではと思います。福祉部の関与を求めていきたいと思います。