子どもが少なくなって、 サイズの合わなくなっている小、中学校、幼稚園    
将来のために積極的に改革の議論をはじめよう


子供はどんな学校で勉強するのが良いのでしょうか。
市立幼稚園はどうあるべきなんでしょうか


今回は、小、中学校、幼稚園を全て視察し終わったので、総括質問をしました。

質問: 大きい学校施設に比べて、児童、生徒数が少なすぎるため管理もままならずにいる学校(例えば、狭山台、南小、北小、中央中、入間中、ETC.)が有る反面、小学生の急増で学校に余裕教室がない状態の学校(富士見小、新狭山小、ETC.)もあります。小人数すぎると思われる幼稚園も多く見られます。このことを解決するためには、校区割り、学校の施設の統廃合を真剣に取り組まなければならないと思います。

答弁:その必要はあるとしながらも、実際に、その検討に入るとはいわなかった。

私は、幼稚園、小、中学校の施設に対する基本的な考えを抜本的に検討すべきだと思っています。

   教育委員会は"現在のままの学校配置や施設でも、教育活動には支障ない"と言っていますが、実際は部活が思うように出来なくなったり、一つの階に学年2クラスだけいるという寂しく、恐い思いさえしている学校もあります。 1学年4、5クラスが適切な規模と言われている中学校で、1学年3クラスしかない中学校が10校中、7校にのぼるのです。

  昔の小学校と間違えてしまうような小さすぎる中学校で育った生徒が、8クラスも10クラスもある高校になじむのは大変だと思います。6年間、それどころか9年間も同じ少数の友達と一緒では、人間関係が一度こじれたら、修復が大変です。(いじめられる子供は小学校、中学校をいじめられとおしという事もあるのです。)

   一方、幼稚園の少子化は想像以上でした。応募定員の三分の一、すなわち、1学年1クラス、それも二十数人、全員で50人に満たないなんていう幼稚園があるのです。 結果として、広い園庭に、ぱらぱらっとしか子供がいない幼稚園が市内にいくつもあります。

私は、一部の幼稚園で、その機能を地域子育て支援センターのようなものに変えても良いのではないかと思います。 一部の幼稚園は小学校に付属して(小学校の校舎に組み込む)、幼稚園施設を保育所に変えてしまうのも良い考えだと思うのです。 学校の統合も真剣に考えても良いのではないでしょうか。 こういう、大胆で抜本的な検討をするべき時だと、真剣に思うのです。

どうぞ、学校や幼稚園、保育所について、皆さんのご意見をお聞かせ下さい