健全な子どもを育てるのは大人の責任
家庭で地域で皆で子どもを育てよう

子育て支援  (2)


保健センター、児童館、教育委員会で父親のための子育て支援をしてください。

保健センターでマタニティスクールに父親の参加が増えています。両親学級も始まって、好評でした。
子供は両親で育てるものだという考えが浸透しつつあります。


父親が子育てに参加するためには、時間や内容に工夫が要ります。小さい時から父親が子育てに参加しなければ、父親を特に必要とする思春期には間に会いません。けれども、子育ての催し物を見ても、従来どうり母親中心です。少しの心配りで、父親の参加もふえるのですから、行政にその気持ちを持って頂きたいと思います。

例えば、公民館、児童館は、土曜日や日曜日に父親も参加し易い催しを考えるべきです。児童館の乳幼児教室はいつも週日にありますが、土曜日に父親のための乳幼児教室を催すのは如何でしょうか。

マタニティスクールは初めて父親になる人だけに開かれていますが、この時間を土曜日に開催したり、2人め三人んめの子どもを持つ父親にも開放するべきです。


幸いにも、それぞれの部署で父親のための子育て支援を考えているようですが、
もっと積極的に父親支援を考えてほしいと思います。なぜなら、父親の子育て支援は即、母親の子育て支援でもあるのです。父親に子育ての大変さを現実として知って貰う。父親が子育てに参加する事、また子育てを理解する事によって、母親の過剰な責任感が和らぎます。ひいては、児童虐待防止にもなるのだと思います。




児童虐待防止が言われています。 親が引きこもっていて、密室で虐待があったのではないかという事件も狭山市で起こっております。他にも、狭山市では虐待によって児童が死亡した例が報告されています。こんな事をなくするために、どうにかしなくてはなりません。


幼稚園では地域交流事業として、月1、2回未就園児やその親対象に催し物をしています。福祉部では、子育て支援情報センターを立ち上げています。わいわい広場も数多くするようになりました。児童館でも、乳、幼児教室が盛んです。これらの事業を提携、拡大して、もっと地域で子育て支援活動を行なえないものでしょうか。

特に幼稚園はわいわい広場にも、余裕教室を使って乳幼児教室にも使えるように思います。
その気さえあれば、地域には子育て支援の場として活用出来る所は多いと思います。

"公園デビュー"という言葉が聞かれるようになって以来、公園に行くのが恐いという若いお母さんもいます。そういうお母さんに手を差し伸べていくことが子供の健全な育成に必要ならば、行政は親を支援していくべきです。その支援は身近にあるべきではないでしょうか。



各地区毎に子育て支援事業を、保健センター、教育委員会、児童福祉課が連携して、行うべきだと思います。