私の独り言

今日から、“私の独り言”を始めよう。言いたいこと、思ったこと、人と会ったこと、話したことなど書いてみよう。市政については時々辛口になるかもしれないけど、ごめんなさい。私の事だけでなく、家族のこと、御友達の事なども知って貰おうと思います。乞う、ご期待。
皆さんはどのように御過ごしですか。“私の独り言”を読んの感想、皆さんの暮らしのこと、何でもメールして下さい。すぐにはお返事できないかも知れないけれど、全部に目を通します。私のメールアドレスは
kumiko@takahashi.comです。たくさんのメール待っています。


2001年

12月 私の独り言
12月28日(金) 今日は、明日から山に行ったり実家に帰ったりするための用意に明け暮れました。子供は窓ガラスを拭いたり、山ほどある洗濯やお掃除を手伝い、夫は奥富までごみを捨てに行ったり、車のタイヤを交換したり、私は事務所に行ったり、灯油を買ったり、・・・いそがしい。

これから1週間は仕事を忘れ、冬休みにします。今年の独り言は今日でサイトのアップを終えます。来年は1月5日ごろから、また始めるつもりです。今年8月から始めた独り言も月日がたつにつれて、読者も増えてきたようです。時々、「独り言を読んでいます。」といわれて、恥ずかしいような嬉しいような気がすることがあります。多くの人に読んでいただける内容の日々をすごしたいと思います。来年も乞う、ご期待。

今年はいろいろな事が起き、思い悩み、反省もした年でした。それでも、無事に過ごすことが出来たのも、多くの皆さん、友達、議員の仲間、そして家族の支援があったからこそです。感謝しています。来年は、仕事の上でもっと成果の挙げられるように、がんばりたいと思います。来年も今年と変わらぬご支援をよろしくお願いします。よいお年を。I wish you a happy new year!!
12月27日(木) 午前中は、大掃除開始しました。子供に外を掃かせたり、網戸を拭かせたり、部屋を片付けさせたりしました。うちの子供はよく私の言う事を聞きます。家事も助けてくれます。夕ご飯は珍しくお兄ちゃんが焼きそばをつくり、私がエンチラダスを作り食べました。今、子供たちは私が仕事をしている隣の部屋で笑いながらテレビを見ています。夫はまだ仕事から帰ってきていませんが、ささやかな幸せを感じます。

私が市議会議員になって、夫が襲われたり、私が恐喝されたりして、毎年引越しをせざると得なかった事で、子供には本当に迷惑を掛けています。それでも、「お母さんがんばって市議会議員をしていてね。」と応援してくれる子供にどんなに感謝しているか分かりません。

今日も午後からは役所に行って資料を集めたり、相談された事を役所の人と話し合ったりしました。先日生活苦について相談された67歳の女性の件が心から離れないし、レイプされた女性からの相談にも力になりたいし。パイプ役なのだけれど、私に良い情報がないとパイプにもなれません。いろいろなところに電話をしたり、インターネットで調べたりしています。
12月26日(水) 今日は嵐山にある国立婦人会館でミーティング。来年4月オープンの県立女性センターの開所のオープニングセレモニーの一つのワークショップに、DV政策について出そうと言う事で、アンケートをまとめる事にしました。今日アンケートは作り上げたので、1月にはEメールで埼玉県の市町村にアンケートします。返事が来るとよいのですが。

今日は先輩の女性議員とお会いして、参考になりました。みんなそれぞれの議会で戦っていると思います。、議会としての意識の高低は市町村の規模によるのではなく、その議会の議員の資質によると言う事が良く分かりました。特に、きちんと批判できる議員がいるかどうかで市行政の緊張度がぜんぜん違う事が分かります。私は甘いところがあって徹底した批判を出来ませんが、市民の側に立ち、、市を糾すことを嫌がってはいけないのだとつくづく思いました。

私は今後、情報公開を求めて粛々と戦いを始めなければならないようです。と言うのは、昨年来情報公開を求めてきた議会情報が黒く塗りつぶされた形での公開(部分公開)となったのを受けて、それに対する自分の態度を決めなければならないからです。到底、部分公開をもって、議会の情報公開が十分だとは思えないからです。出来れば、裁判にはしたくはないのですが。
12月25日(火) 今日はクリスマスです。朝、子供たちは6時半から起きてプレゼントをあけようとしていました。私も7時半におきて子供と一緒にプレゼントをあけました。大人でも楽しくうれしいプレゼントです。

9時半から市街地整備特別委員会。西口開発はどうなるのでしょうか。心配です。東口の開発の様子を視察しました。この特別委員会は私は好きな委員会です。メンバーも気が置けないし、執行部も開発事業にとても意欲的で気合が入っていて気持ちが合うと言う感じです。

午後は視察の準備をしました。保育所、学童保育室、障害者作業所、青い実学園を来年1月すえから視察します。建設委員会や決算特別委員会の資料も頂きたいものは要請しました。その後、市民の方の生活相談を受けました。私だけではどうにもならない事なので福祉課に行って話しを聞いて貰いました。心が暗く、暗くなります。今日はクリスマスだと言うのに。視覚障害者の方から、議会に電話があったそうです。何のようだろう?私しか助ける事が出来ない事だったらどうしよう。幸せだけの世の中とはいえない現実が迫ってきます。これも市議会議員をしていると、痛感することです。
12月24日(月) 今日は朝は子供礼拝。とっても楽しかった。午後は5時からキャロリング。その間に家事。超忙しい。でも楽しい。クリスチャンの一年で最高のときですから。

昨夜はチャップリンの独裁者と言うテレビを見ました。私がゆっくりテレビを見るなんて一週間で1回あるかないかです。それも2時間もテレビの前にいるなんてほとんどありません。独裁者は戦時中の現在、本当にタイムリーに思えます。失礼かもしれませんが、チャップリンの独裁者とブッシュ大統領が重なって見えました。悲しい事は「民主主義」を守れと言いながら、他国を侵略してもなんとも思わないアメリカの独善をチャップリンの独裁と重ね合わせてしまう事なのです。戦争に正しい戦争があっただろうか。貧しい国をお金の掛かった重兵器で破壊しつくしていながら、豪華なクリスマスツリーを灯して自国の犠牲者の慰霊をする。イスラムのラマダンを無視しながら、クリスマスはお休み。クリスチャンの私としても、嘆きながら怒りも覚えます。神の名前を唱えるならば、イエス様のいう平和を作るものになりなさいという聖書の言葉を守って行ってほしい。幸せですばらしいクリスマスを過ごしているからこそ、祈らずにはいられません。昨夜のキャンドル礼拝のメッセージも平和を祈るものでした。何も出来ないからこそ、祈ります。

いと高きところに栄光が、神にあるように。
地の上に、平和が、御心のかなう人々にあるように。

唯、自分の敵を愛しなさい。彼らに良くしてやり、返して貰うことを考えずに貸しなさい。そうすれば、あなた方の受ける報いはすばらしく、あなた方は、いとお高き方の子供になれます。なぜなら、いと高き方は、恩知らずの悪人にも、哀れみ深いからです。

赦しなさい。そうすれば、自分も赦されます。(聖書)
12月23日(日) 今日も多忙。朝、教会のクリスマス礼拝。1時半から市役所のゴスペルコンサート。とっても良かった。思ったより本当に良かった。また、来年に期待します。国際交流課の皆さん、市民のスタッフの皆さんありがとう。その後、5時から、キャンドル礼拝。続いて、クリスマス祝会(パーティの事を教会ではこうも言います。)楽しいプレゼント交換をして帰ってきたらもう9時半。朝から夜までクリスマス漬け。教会の誰もが、おいしいものを食べて、楽しい思いをして、祝降誕。今年は、とてもゆっくりクリスマスを楽しんでいます。今日5個のプレゼントを作りました。そして、プレゼント交換を済ませたのに、まだ買い物はおわっていません。明日しか残っていないのに。
12月22日(土) 今日は、買い物の日でした。昔は楽しかった買い物。今はもうお仕事のような感じです。何を選んでよいか考えるのも本当は面倒。何が喜ばれるかも良く分からない。いくら使ってよいかそれすら10人分のプレゼントを考え、サンタクロースは今年は来なくて良いのではないかと考えているうちに分からなくなってしまう。師走は忙しいです。
12月21日(金) 今日は、朝、夫を送って駅に行き、その後石心会狭山病院に行き,治療の後、学校に娘を迎えに行きました。娘を家まで送ってきてから、警察に行って書類を取ってきて、やっと昼ごはん。夫が帰ってきて、飯能高校へ担任の先生と留学のことで面談。今度は所沢まで陸運局へ行き、所沢税務署に書類を届け、夕方電気やにテレビデオを修理に出しに行きました。なんと今日は50キロも走りました。師走、暮れが迫ってくると本当に忙しくなります。

と言うわけで、今日は忙しすぎてご飯を作る元気もなくなったので、近くの焼肉やで夕ご飯を食べました。狂牛病のせいであまりにすいて入るのです。助けると言っても出来る事といったら食べに行く事ぐらいかなと思って、月に1度ぐらい足を運びます。うちはあまり外食をしないのですが、この焼肉やさんはおいしいから出かけます。それに、近くの店に元気になっていてほしいじゃありませんか。ね!
12月20日(木) 今日は、私の事務所の忘年会。コーヒーとケーキ。おいしかった。来年度の事を少し考えています。スタッフも少し変わるし、仕事も替わるでしょう。大変です。子供は昨日から喘息で家にいます。次々に病気になります。親が忙しいほど、子供は体調を崩すようです。
12月19日(水) 今日は議会の最終日。すべての議案に賛成しました。請願も趣旨採択に賛成しましたが、惜しくも12対14で反対され否決されました。その後、請願の採決に入り、賛成6、反対20で不採択とされました。委員会で決めた趣旨採択が否決されるなんて委員会をなめている、委員会の意向を尊重しないなどいろんな見方があると思います。また、面白いなと言うか理解できない事の一つは公明党の幹部2人は請願の採択にたったにもかかわらず、他の2人は採択に賛成しなかったのはなんだったのでしょうか。本当に不可解。

財政上の問題から1年30人学級、2年以上35人を目指すという事は、すぐには実現不可能だと言うのは分かります。でも1年生の30人学級は可能ではないでしょうか。私が前に述べたように40人よりも30人の方が指導が徹底するのは自明。政志会の岩田さんが31人になったときの事を心配していました。15人16人と言う人数を指導するのは、易しいのです。問題はそのような小さな学校が出てきたら、狭山市の教育改革が必要である事。岩田さんのお住まいの奥富小学校のようなところで31人学級が出来たら、私なら2クラスにしたほうが良いと思います。なぜならば、6年まで2クラスと言うのは文部省で言う適正規模の小学校の範疇に入るのですが、1クラスずつの小学校は小規模学校として統合することに考慮されると言う面が出てくるのです。だから、決して奥富小学校がなくなると言うのではありませんが、小さいながらも存続するにはクラス数を多くしておいたほうが良い。すなわち、30人学級にしたほうが良いと言う場合もあります。唯、「そんな小さい学校に校長、教頭はじめ大勢の教師を雇うとは税金の無駄だ」と市民からのお叱りを受けるかもしれません。政治的判断をどうするかですが、今回議会では、NOとしました。私は、議会が教育の、時代の流れに逆らって、どうするのかなあという思いが今はしています。市民から「議会は古いね」と言われないといいのですが。少なくとも賛成の議員が6人いた。趣旨採択には12人が賛成したという事を評価していただきたいと思います。
12月18日(火) 今日は、いろんな民族の会のクリスマス会でした。久しぶりに友達に会えてよかった。楽しく過ごすことが出来ました。いろんな民族の会は私がひかり幼稚園にいたころ、今から7年ほど前に幼稚園の同好会として発足した国際交流NGOのようなものです。活動は、始めは狭山入間にいる外国人の手助けをしようと言う事だったのです。外国のお料理の講習会を毎月のようにしたり、小さな国際交流会を開いたりと本当に楽しく外国人と交流したり、教えたり教えられたりしてきました。後からは、子供の福祉のために、お金をいろいろな民間団体に送ったりしています。草の根は草の根なのさ。自分たちのお金がどこに使われているかを知っていたいと思い、外国までのつながりのある団体を3つ選んでお金を送っているのです。

私は、発足後5年ほど、この会の会長をして、市議会議員になった時に会長をやめ、会員として楽しんでいます。一時は会員も60人を超えたこともありましたが、この数年は40人ぐらいで安定しています。たった5人から始まったこの会がなんと7年、40人のグループでいるなんて不思議な思いです。今後もこの会が変わらずに、楽しんでいけたらよいと思っています。
12月17日(月) 今日は、今日で仕事を止める事務員さんに会いに事務所に行き(有田さん、良いお仕事ありがとう)、その後警察に車庫証明を取り行き、午後からはこの前書いた原稿を直したり、新しく報告書を書いたりと忙しく1日を過ごしました。まとまった仕事が出来ずに一日が終わります。昨夜吐いて、今日学校を休んでいた息子はすっかり良くなりました。若いってすごい。

一つうれしかったのは、このホームページを見た方から応援の電話があった事。この頃、いやな事が心に残って、気分の切り替えがしにくくなっているのですが、好意的なお電話やメール、手紙が来ると私を理解してくれている人もいるんだと、うれしくなってしまいます。頑張っているねと労わられると、その一言に心から感謝です。これからも応援よろしくお願いします。
12月16日(日) 今日は日曜日、朝自治会のお掃除をして、その後いつも通り教会に行きました。今日は教会も大掃除でした。久しぶりに教会でお皿洗いを手伝いました。気心の知れた人とおしゃべりをしながらの楽しいひと時。その後、クリスマスが来るので入間市駅前でキャロルを歌いました。私たちは下手だけれど楽しく歌えました。聞く人は楽しかったのかな?

今、家では夫が子供を指揮しながら、夕ご飯を作っています。だれ?かかあ天下だなんていっている人は。たまには、こんな夜もいいでしょ。お宅の夫の夕ご飯はおいしいですか。家のは、まずくたって最高の味なのさ。
12月15日(土) 今日は、朝友達に髪をセットして貰って、友達の娘の結婚式のお手伝いをしました。きれいなお嫁さんでした。若いっていいなあ。ご親戚だけの小さい結婚式だったし、取り立てて豪華な賛美が入ったわけではないけれど、きれいなお花がたくさん飾ってあって、バージンロードには白い蘭が清楚に飾られていて、ロマンティックでした。教会での本当の結婚式に初めて来ていた新婦の叔父さんは、バージンロードを娘を連れて入ってくる父親、そしてその娘を夫になる人に託すのを見て、「俺にはあんなことする勇気がない」と言っていました。新婦の父親の鼻水は、披露のパーティになるまでとまりませんでした。娘を持つ叔父さん族にはちょっときつい思いのある日だったようです。今日結婚した男女が、これからもずっと幸せでいてほしいと祈ります。
12月14日(金) 今日は、朝から銀行、事務所に行って夕方まで仕事をしました。高橋ブラクソン久美子事務所の有能な事務員さんにドサっと仕事を押し付け、自分は原稿書きをしていました。議会だよりの原稿を仕上げました。研修報告はたまりにたまっています。少しづつでも書き始めなければとがんばっているのです。

夜はご飯を子供たちに食べさせた後、”遠藤周作の世界”という遠藤周作の追悼本を読みました。ぐうたらな人間でもイエス様は決して見放さないという遠藤さんのキリスト観で私は信仰の道に入りました。私がどんなに知らん顔をしていても、イエスさまは悲しい目をしながらいつもいつまでも私のそばから離れる事はないと思って、ついに私はクリスチャンになったのです。遠藤周作さんの書かれた本を読まなかったら、私には清く立派なキリスト教についていけず、教会から立ち去ったと思います。私はいつまでたっても、清く立派になれないけれど、イエス様は許してくれると思います。でも、私はどうしても清く立派なキリスト教を見るとどこか胡散臭い気がします。自分の罪を、悪を思うときにどうして清く立派でいられるのでしょうか。私はどうしてもだめな自分の方が本当な気がして、清く立派でいられない。でも、実際は、清く立派にもなれず、唯唯弱いだけなのかも知れませんが、それでも、イエス様は悲しい目をしながらも許されるでしょう。それが私の心のセーフティネットです。
12月13日(木) 今日は、狭山市教職員組合から出された請願について、質疑し、意見を言い合い、結果として趣旨採択としました。これはどういうことかというと、“趣旨には賛成である。”ということです。ある人から言えば、請願は否決された事になります。実際には、請願について採択か否かを決しませんでした。しかし、私は「議会は請願の趣旨を理解しているのだから、執行部はそれを理解した教育行政にまい進してほしい」という事だと認識しています。この請願の趣旨採択は議会の最終日、議場でひっくり返るかもしれません。なぜなら、今は13対13で一人の議員の意向で趣旨採択の反対が決まるからです。政志会がどんな戦術で出てくるのか興味があります。これが政治というものなのでしょう。

多数決で決める民主主義は、正しい事が決められるのではなく、数が多い事を決めるのです。唯それだけです。だから、常に少数の意見は間違っているというのではないし、多数の意見が正しいというわけでもありません。特に施策に関しては、今年は出来ない事も来年は是非しなければならない状況が出てきたりする、生き物です。今年、否決されたからといって、来年はそうであるとはいえません。どう言う事が起ころうと、事実を淡々と受け入れていれば良いのです。しかし、常に多数でいた人が少数派に陥るのはプライドが傷付くのでしょうか。他派や他議員の批判は、時には耳障りに思います。政治の勝ち負けの本当は、時代が未来が決めてくれるのだろうし、先ほど言ったようにそれも変わっていくのではないかと思います。無所属(無会派)議員の達観です。
12月12日(水) 今日は委員会審査の日。まず、博物館、リサイクル工房、展示場、乳幼児情報センターを視察しました。その後、付託された3議案を審査しました。午前中にきょうの委員会は終わり。

午後からは、明日審議する、狭山教職員組合からだされた請願についてあちこちで話し、委員会や、議会の約束ごとの確認をしました。明日は、この請願書はどう処理されるか微妙な状態です。今は、圧倒的多数であった政志会が4人少なくなったので、採決のとき13対13の状況が出来るかもしれないという、面白い政治状況があるのです。実際にはそんなことにはならないのでしょうけれど。政志会が3人しかいない文教厚生委員会では、9人中3人なので過半数は取れません。ですから、他の人が合意すれば、今まで政志会が思いのままだったのですが、そうは行かないという場面もありえます。今晩、各派の間でどんな駆け引きがされているのでしょうか。私は自分の態度がはっきりしているだけに、気が楽です。
12月11日(火) 今日も一般質問の続き。今日で一般質問は終わりです。今日の質問中に町田さんが市長選挙に出るという表明があるかと、新聞記者が集まっていましたが、結局誰も質問せず、また、答弁もせず、町田さんには約一週間の表明を考える時間が与えられたという事です。彼はどうするのでしょうか。

私は市長選に関して言えば、良い対抗馬が出て、良い選挙運動が展開され、市民の前で施策の論争が起きると良いと思っています。市長になるという事は、自分を市民に捧げるというぐらい、大変です。自分ではなくなり、市長になってしまうのです。私人なんて、24時間ありえないのですから、本当に腹をくくって自分を無に出来る人になってほしいと思います。市長選挙にはお金が掛かります。この事も、市長になる事の障害になると思います。短期間の間に自分を知って貰える方法には、チラシ配りも郵便の送付も57000世帯にというとアットいう間に1000万2000万とかかってしまうのではないかと想像します。この前、私の友達がある市で市長選で負けました。きれいな選挙でしたが、500万円掛かったそうです。半端なお金じゃありません。お金持ちでなければ、選挙には出れません。さもなければ、組織のある党の党員であるとか。
12月10日(月) 今日も議会は一般質問の続き。今回も第一環境センターの焼却炉を止める事についての質問がなされていた。4人の質問が午前中に終わったので、午後からは議案の勉強に、教育委員会に行って、教育総務課、学校教育課、学校教育課参事と渡り歩いて教えてもらいました。分かった事は、お金がないということ。一つには修理、修繕費が出ない。二つ目は就学援助の費用が毎年増え続けている。なんと平成6年度の2倍になっている。胸が痛くなるようなケースもあるとの事です。子供だけでも教育のチャンスをなくしてはいけない。健全に育ってほしい。

他には児童福祉課、福祉課、国民年金課に行って勉強して帰ってきました。児童手当の支給の所得額が引き上げられたので2000万円ほどの増額が補正予算にでています。きっと、いろんな考えがあるのだろうけれど、私はこんな事をして良いのか疑問です。私は税金はお金で返すのではなく、サービスで市民に返すべきだと思うのです。少子化対策だというのですけれど、5000円もらえるから、子供を生む人がいるでしょうか。5000円づつばら撒くより、学童保育室が2つも出来ます。保育室の定員を増やすためにも使えます。私はどうしても、現金で税金を再分配するのには、抵抗があります。低所得者や生活困難者だけに限って言えば、私も反対はしませんが、所得に緩やかでしか制限を加えないようなやり方は反対です。
12月9日(日) 今日は日曜日。朝まず教会へ。お昼ごはんを食べた後、ヤオコーの交差点で街頭演説。12月議会の報告です。家に戻って、、チーズケーキを作ってから、教会の英語礼拝に行く。英語礼拝の後で今年第一回目のクリスマスパーティ。ケーキをおなか一杯食べました。忙しく楽しいクリスマスシーズンがやって来ました。

昨夜家のクリスマスツリーを飾りました。2メーターを越す大きな木です。お兄ちゃんが生まれたクリスマスイブに夫が雪の中を買いに行ってくれたもので、アメリカから持ってきた数少ない家具の一つです。日本には少ない長い針の松の木のクリスマスツリー。今年も無事に誰一人病気でもなく、クリスマスを迎えられそうです。ところで、アメリカからクリスマスカードが届いているのに、私たちは何も送っていません。だんだん、節目節目のけじめがなくなってしまって。一日一日やっと生きているって感じです。
12月7日(金) ヤホー、一般質問無事終了しました。私の目指した事の80%は実現できそうです。うれしい!!まずは、マンション管理の事だけど、少なくてもネット作りの方向に調査から始めるとの事。調査して後は、知らない。なんて事はないでしょう。まあ、今後を見てみましょう。障害者の就労では、市役所内で障害者の働ける職域をさがす、実習をさせるなどをしてくれるそうですから、とてもうれしい。また、来年度は障害者就労支援センターの設立準備検討会も始まると確約が取れたのも収穫です。最後は、本当に積極的にDV防止に取り組む姿勢がうれしいし、妻への暴力は犯罪だという認識を広める努力を多くの啓発手段を通じて行うというのも、本当に期待が持てます。今回やっと余裕をもって、一般質問でやり取りが出来たと思います。答弁も実のあるものだったと思うので、なお一層そういう思いがあるのかもしれません。障害福祉課、職員課、都市計画課、児童福祉課、広報課、市民活動支援課、の課長さんや主査、主幹さん本当にありがとう。また、今度質問するときもよろしく。(え、だれ?もう質問しないでも良いなんて思っている人は?)

今日はお兄ちゃんの17歳のお誕生日でした。アメリカではパールハーバーデイです。日米開戦の日に、日米のハーフとしてお兄ちゃんは生まれました。原爆の日、8月6日に私たちは結婚しました。節目節目に日米の戦争を思い出します。ケーキを焼いて、から揚げでパーティーをしました。子供が大きくなるのは早いですね。もう一度、おなかに戻ってほしいって思います。
12月6日(木) 今日は、議会の議案質疑でした。議案にミスが見つかってまたまた議案の差し替えが行われました。(これで1時間近く時間ロスでした。)確かに私もよくミスをするので、非難する資格があるのかと言われるかもしれないけれども、最近市役所はどうしたのでしょう。元気がないなあ。気合を入れてがんばろう。今度の選挙でのキャッチフレーズには「元気、生き生き狭山の街」とでもしたい。まあ、自分にもかつを入れなければならないとも思うけど。

明日は一般質問をします。一時期に比べると、私も執行部との阿吽の呼吸というか、行政の動きが分かるようになって来ました。あまり問い詰めてもいけない、どこか逃げ場というか落とし場を考えて、長期の視点で質問しようと思っています。それでも、来年度には、同じ課題を質問します。市議会議員による行政評価というわけです。進展する事を望んでいます。
12月5日(水) 今日は、朝から庁内で議案の勉強をしました。2年間、建設委員会でしたから、議場での質疑で委員会審議できることはなるべく控えるという暗黙の了解で、建設関係の質疑をしませんでした。これからは、委員会で教育や福祉のことを質問できるので、議場では積極的に総務、建設関係の質問をしたいと思います。今日の勉強も、議案を読むだけではぜんぜん分かりません。教えてもらってようやく意味が通じます。わかった上で、あまり詳しい質問は止めて、市民の知っておくべきことを中心に質問しようと思います。

分権が進んでいます。新しい法律もできます。時代に対応し、生き生きした狭山市にするには、相当な努力が必要です。新しい能力や技術、知識がなくてはなりません。私も、議案で執行部の取り組みを知ることが多いのですが、それらについていく事が、時には覚束なくなります。市議会議員に取って、あまりにも専門的なことも多いし、議案の本当の意味を知るのには経験不足です。この前、同じ部屋にいる山崎議員に言われたのですが、経験によって見えないことも見れるようになるし、理解出来るようになるのだそうです。経験の乏しい私はあまり気負わないようにしながらも、見える範囲は良く見ておこうと思いました。

山崎さんからは、多くのことを学びます。きっと、あまりにも無防備な私に、この世界で生きる知恵を伝授しておこうというお気持ちなのではないかと、ありがたく思います。山崎さんだけでなく、先輩議員から学びながら、優しくしていただきながら、多少成長しているかな。どうでしょう?!
12月4日(火) 今日は、朝7時過ぎ子供がそり遊びに行くので狭山市駅まで送りに行きました。その後、雨の中、狭山市駅東口で街頭演説を1時間しました。9時から議会が開催されるのでその報告です。

ところが代表者会を延々としていて、議会はぜんぜん始まらず、結局、全員協議会があったのは,11時半。議会の開会は午後からになってしまいました。なぜ遅れたかについては、ここでは、議案の差し替えがあったとしかいえませんが、(詳しい事は議長へ)全く何てことだろう。狭山市の何かが狂ってきているのだろうか。

午後遅く、執行部の人と話し合い。理解しあえるのはうれしいです。でも、お互い立場が違うという前提での理解です。最後は都市事業部で7時半ごろまで話し込んでしまいました。西口駅前再開発をぜひぜひ成功させてほしい。不況だからこそ、出来るプロジェクトがあります。私はこの駅前再開発がその一つだと思います。フレーフレー事業部。がんばれがんばれ公団。地権者の方々、よろしくお願いします。
12月3日(月) 今日は、朝から原稿書きのために家に閉じこもっていました。ハローワークに電話して、障害者の雇用の状況についてお聞きしたり、コーセーの特定子会社のアドバンスに電話して、雇用の様子をお聞きしたり、家の事務員さんに資料の整理をお願いしたりといろいろ整理をして、さて原稿をとおもうのですが、書けない。くだらない本も一冊読んだし、私の独り言ももう書き終わるし、もうもう原稿書き以外する事がない。こんな風に自分を追い込んでやっと原稿が出来るわけです。試験の前のあの気持ち。切羽詰まって、後10時間しかない。とりあえず、書かなくちゃ。みんなに約束したのだから。
2月2日(日) 今日は、いつものように午前中は教会に行きました。午後は坂戸コミュニティーセンターに講演会を聞きに行きました。アイヒマンという人の裁判記録の映画放映もあったようですが、それはパスしました。辺見庸さんの講演は、良い人、信仰の強い人、誠実な人が人を平気で殺せる、非人道的なことを平気で出来る。なぜなら、それらの人は自ら深く考える事をやめ、つらいことを感じる事をやめ、ただただ、権威のある人の言う"崇高な理想”に従順であることで、自分に責めをおうことがない。すべての人が罪びとだから、すべての人が罪を感じない。講演のタイトルは柔らかで永続的な不従順について。

この講演が終わってから、私は自らが想像力を働かし、見えないものを見、聞こえないものを聞き、深く考え、感じ、そして、自分の十字架を見つけ、それを背負い、つらい人苦しい人、弱い人、飢えている人、凍えている人、小さい人、弱い人に寄り添うように行きたい。そう、思った。

私は、寄り添うときに、自分まで傷つきつらさに耐えられなくなります。また、私には、平和な家庭があり、家族がいます。飢えも、乾きも実際にはありません。そんな状態にいる事に、また、時には格好よいことをしている事が辛くなります。自分を罰したくなります。この前の、過飲食も私はすごくカッコいい市議会議員としての自分を殺してしまいたかったのではないかと思ったりもしました。

しかし、夫が言いました。今、私たちが満ちているからこそ、聞く事が出来、感じることが出来るのではないか。レーニンだって、ビンラディンだって、決して貧しい家庭から生まれたわけではありません。しかし、彼らには多くのものが見え、理解できたはずです。日本のすばらしい政治家にしてもそうです。必要以上に金持ちになる必要は絶対にないけど、中産階級の一介の市議会議員でも、きっときっと人の慰めになれると思いたい。そして、多くの矛盾の解決者にはなれないけれども、それで苦しんでいる人のそばにいることにしたいと思いました。あの、インドで死んでいく人を終生介護したマザーテレサを思いました。国を救ったガンジーにはなれないけどためらうことなく、偽悪的にならず、偽善的と言われても良いから素直に生きよう、生きるのだ。私にその強さをください、と神に祈ります。
12月1日(土) 今日は朝、8時半から消防団の点検がありました。去年は行かなかったので今年は顔出ししました。あまり寒くなくてよかったと思いました。それでも、コートなどを羽織れない制服組は、胴ぶるいをしながら、がんばっていました。風邪でも引かなければ良いのだけれど。

そこで本木県議会議員にお会いして、豊水橋の建設に補正予算がついたという事をお聞きして、感謝の言葉を述べました。県も財政が悪化しているところですが、これで次のステップにいけます。豊水橋の完成が待ち望まれます。笹井ダムのところの環境調査も進んでいるそうです。見に行きたいと思います。この前に、サイクリングロードの延長について、笹井方面の方をお願いしていたのですが、少しづつ考えて頂いているようです。本木さんにお会いすると陳情のような事ばかりしてしまいます。でも、頼りがいがあるので、感謝しています。

今日午後から、市民会館でクリスマス会がありました。私も聖歌隊の一人として、ハレルヤコーラスを歌いました。私は下手ですが、とても良かったといわれてうれしかったです。プロの人が私たちアマチュアをフォローしてくれたためです。下手でも良いから、もっと歌いたいと思いました。

私のメールアドレスは
kumiko@takahashi.comです。たくさんのメール待っています。