私の独り言

今日から、“私の独り言”を始めよう。言いたいこと、思ったこと、人と会ったこと、話したことなど書いてみよう。市政については時々辛口になるかもしれないけど、ごめんなさい。私の事だけでなく、家族のこと、御友達の事なども知って貰おうと思います。乞う、ご期待。
皆さんはどのように御過ごしですか。“私の独り言”を読んの感想、皆さんの暮らしのこと、何でもメールして下さい。すぐにはお返事できないかも知れないけれど、全部に目を通します。私のメールアドレスは
kumiko@takahashi.comです。たくさんのメール待っています。

2002年
1月 私の独り言
1月31日(木) 今日で最後の1月です。もうすっかり正月なんて過去になってしまいました。時のたつのが本当に早いです。時々、子供が「今日は長い日だった」なんていうのを聞くと、本当にうらやましくなります。子供の世界は充実しているのだろう。

今日は、総務課に行き、議長交際費と市長交際費の明細を情報公開してもらうように手続きをしてきました。議長は年間160万円、市長は480万円ほどの交際費を使っています。 今まで、交際費の明細を求めた人は狭山市にいるのだろうか。変な使い道が出てこないとよいのですが。きっと、会費と名目された飲み食い代が多いのではないかと思う。私たち市議会議員は自分の報酬の中から会費を出すのだが、議長や市長は公費からの出費。しかし、本当に義理で顔出しせざるを得ないのだから、公費でも良いのか。それとも、そういうことを一切すべきでないのか。

ある市では、市長交際費をインターネットで公開しているのだそうです。狭山市でもそうすればよいのに。やはり、情報公開を市民が使いこなさなければ、市政は良くならないのではないかと思います。新しい条例が出来たのだから、しっかり使っていろいろ調べるのは楽しいですよ。また、市職員のみなさん。私は議会を通じ、資料請求という形で情報の公開をお願いしていますが、時にはあなたの課の情報を公開して貰うかもしれません。その際はよろしくお願いします。
1月30日(水) 今日、水野保育所、山王保育所、青柳保育園、柏原学童保育室を視察してきました。いつものように保育所、保育園には子供が溢れていました。定員の128%というのは、保育環境としてはどうなのだろうか。いつもながら幼稚園と合体できないかを考えてしまった。学童保育室の建物はもう限界に近いほど、古い。今、民間の方がとても良い保育をなさっていらっしゃる。出来るならば、公設民営で柏原学童保育室を柏原小学校へ移すことを考えるべきではないかと思った。

昨夜、田中真紀子さんが更迭されました。本当に考え込んでしまいました。国会で問題のすり替えが行われ、外務省が鈴木宗男議員の言う事を聞いて、NGOをないがしろにした事についての責任追及にならなかった。言った言わないという方向に問題を持っていって国会を混乱させ、外務官僚の大嫌いの田中真紀子さんの首を切った事を誰が喜んでいるのだろう。鈴木宗男さんは本当に議員としての資格があるのだろうか。なぜ、彼が外務省を牛耳られるのだろうか。外務官僚にとって鈴木さんがそんなにも利用価値があるというわけだ。それが、日本のためになるのだろうか。日本の外務官僚とはなんなんだろう。

外務官僚の体質はどのようにして今まで維持できたのだろうか。なぜ、外務官僚は田中真紀子さんが嫌いだったのだろう。私には、田中さんの言っている事がかなり市民よりに思えてならなかった。むしろ、小泉さんと思想を異にしていたのではないかと思っていた。田中真紀子さんによって、小泉内閣の超右より路線がバランスの取れたものになっていたと思う。勿論、小泉さんにとっては目の上のたんこぶであったろうが。

これで小泉政権の長期化はなくなったのではないかと思う。私は大見得を切って小泉内閣がどう構造改革を叫んでも、彼の内閣を信用しないと言い切れるようになった。危険な危険な保守反動内閣ではないかと思いさえする。小泉さんのパーフォーマンスの下で、腹黒い権力志向の政治家や、国民の利益ではなく、役所の利益を守ろうとする官僚の群れがとぐろを巻いているのだと思うと、小泉さんがまるであの超保守の森さんに見えてくるのだ。小泉さんは昔の軍人のような人に思える。

田中さんは小泉さんが福田さんと組んで田中さんの気に入らない外務省人事をした時から、このような時がくるのを分かっていたはずである。小泉さんも福田さんもあの時点で田中はずしを考えたのだから。小泉さんは外務官僚と手を組み、田中さんをスケープゴートにして何をしようとしているのか。福田さんはお父さんの仕返しを田中真紀子さんにして楽しいだろう。だからこそ、私は田中さんが決してこれでくじけることなく、次の首相を作り、又は自らが首相となり、小泉政権のひずみを是正する時が将来来るように願っている。それまでは、田中さんは自らに力をつける時なのだろう。女性は強くならなければならない。泣いてはいられない。
1月29日(火) 今日は全員協議会でした。さまざまな事が報告されました。狭山市の情報に関しては市議会議員は早いと思います。勿論、普通の市民でいたならば、知らないでもよい事も多いかもしれないけれど。

今日、役所から帰ってみると民主党の大橋巨泉さんが議員辞職をしていました。その後、ニュースを見ました。私は彼の言わんとするところが良く分かります。まず、今日の政治についての失望は、誰もが理解するところでしょう。また、民主党に対する失望は、民主党が一見進歩的なイメージがあるだけに、きっと大きかったろうなと思います。2年ほど前、私もいろいろあった結果、民主党に三行半(みくだりはん)を突きつけました。民主党は、非常に保守的で、時には冷酷で、議席のみを求める第2自民党であるように私には思えます。主義主張なんてぜんぜんないのです。だから、政治素人の巨泉さんが入ってみて始めて分かる民主党の姿に失望したって仕方ないでしょう。

そして、国会議員では党を離れたら本当に議会での場所は議場のいすだけのようになってしまうと思います。党を離れるというのは、自分に尊厳を保てますが、党籍剥奪なんてなったら、彼のプライドも何もなくなってしまう。巨泉さんが今後議員を続けていれば、国会を批判するであろうから、党から、国会から懲罰を受けるのは当然でしょう。それが分かるから、自分がそれを受け入れるのがいやだから、自由の身になりたくなったのでしょう。懲罰を逆手にとって戦うという覇気も根性もなかったんでしょう。政治家は評論家ではありませんから。

日曜日に私のような一介の市議会議員ですら、議会だけでなく生活の場ですら法律の制約の中で生きざるを得ないという事を書きました。政治家であるならば、その中で自分の出来る事を積極的にやるというのが、プロの政治家でしょう。私の場合、党がなくとも、会派がなくとも議会で質疑に参加も出来るし、一般質問も可能だし、討論もできます。制約を受ける代わりに、市民では出来ない権利をフルに活用して、市民の役に立てます。私はそのために選挙を戦い、市民の友達の支援を受けているわけです。

私だって不当懲罰も掛けられ、民主党の議員には裏切られたと思うような辛い経験もあったし、狭山市政にどのくらい失望したか分からないし、議員を辞めたいと何べん思ったか分かりません。でも、止められないと思ったし、止めてはいけないと自分に何回言い聞かせたか分かりません。なぜなら、議員として市民に奉仕していく事が可能だからです。議員の本当の意味が分かるには少なくとも1期続けるしたたかさが必要なのですが、巨泉さんにはそれがなかったということでしょう。失望と評論で政治が良くなることは決してないのです。
1月28日(月) 今日は、午後から授産施設 大樹に茶の花福祉会の高橋満男先生を訪ねました。先週、知的障害者授産施設、狭山分場を視察しました。この施設を見せていただいて、ぜひ理事長先生にお会いしないと、大樹については理解できないのだろうと思い、お会いする事にしました。お会いする前に、少し勉強してと先週には障害者福祉課で勉強もしました。

お会いして、高橋先生が入間市議会議員である事を知りました。きっと長くなさっていると思いますが、(バッチの色が私とは違いました)本当に気さくでエネルギッシュで、その上謙虚で圧倒されました。パンフレットの中で先生は、「希望があれば出来るだけ通所や入所に応じられるようにする」とおっしゃていますが、それを実現するには強い意志と知恵と情熱と多くの支援がなければ出来ません。希望者のためにひとつづつ増やした施設も7箇所で、今後も建設予定だそうです。

私は、お話をうかがった後、本当にご親切にも大樹作業所、大樹の里、大樹館、けやき作業所を見せて頂きました。あまり一度の多くの施設を見せていただいて、頭の中が混乱しています。ここですばらしいと思ったことは、職員の皆さんが高橋先生の理念・理想をよく理解して実践している事です。また、高橋先生は自らも人一倍働かれるようで、職員の皆さんから心から尊敬されているようでした。先生の考えはパンフレットを読めば分かりますが、その考えと違った理念をお持ちの方もいらっしゃるそうです。何がどう違うのか、いろいろな施設を見たりして、考えたいと思います。

本当に、高橋先生ありがとうございました。どんな重度の方でも自立を目指し、社会参加が出来るようにという先生の考え、機会を障害者に与えてくれという考えに、私も全く共感いたします。
1月27日(日) 今日は教会の日、朝礼拝後、午後からは教会総会。なんだか友好的に揉め事もなく終わったという感じでした。これこそ愛の教会。

今日は、友達のクラークさんの所に出向いて、ディナーパーティー。といっても子供が双方で6人もいるのですから、テーブルに座ってフォーマルなディナーではなく、ブッフェスタイルのディナー。気心の知れた人においしいご馳走を頂いてありがたかった。

我が家では、最近はぜんぜんパーティーをしません。その一つの理由に変にパーティーなんかすると、供応とみなされるかもしれない恐れがあるのです。本当に市議会議員はつまらない。たがが一介の市議会議員なのに、市民より本当に不自由な生活を余儀なくされています。だから、パーティーがあったら教えてね。特においしいものがあるところになら、底なし沼のようなお腹のわが高校生を連れてぜひ出席させていただきたいと願っております。
1月26日(土)

今日は午前中に12月議会報告とお餅を楽しむ会を行いました。大勢で食べる御餅はおいしくて用意した分を全部食べきりました。良かった。毎年行っていますが、会員以外の方もこられると良いのにと思います。でも、今日は狭山台の方からのかたが来て、会員になってくださいました。良かった。

議会報告では市長選挙について話題になりました。すすむ会として誰かを推すということはしません。個人として、自分の良識に従い投票しようという感じで話が進みました。私も、どこにも組せず、応援せずでいようと思います。しいて言えばあの方かという人はいますが、今回はまだまだ選挙応援に没頭できる余裕がないというのが私の実際です。どの方が市長になられても、私の議員としての活動は変わらないとも思いますし。

1月25日(金) 今日は珍しく、お仕事もせず、図書館へ行って読書。その後、明日のお餅を楽しむ会の買い物をしました。餅つき機を買いました。作ってみたけどおいしく出来ない。杵つき餅とはふた味は違います。もう杵の準備をする気力がなくなってしまいました。でも、多くの人と一緒に食べればそんな餅でもおいしいでしょう。

昨日、朗読ボランティアの初めてのミーティングに行きました。私は行政は市民参画して貰うノウハウを持っているべきだなあと想いました。昨日は不首尾に見えた第一回。私はそれでよかったと想いました。市民も行政の計画に乗って、ボランティアをすると思い込んでいます。でもl、これからの市民参加は自ら計画を立てて、行っていく、責任も持つという風にならなければなりません。昨日も多くの市民は図書館がお膳立てした上に乗るつもりでした。でも、そうではある程度成熟した市民は自分たちが市に利用されているだけだと想うようになります。自分たちで、市や市民にどのように貢献できるかを考え、計画し、実行する、それが大切です。図書館もきっとレールを引いてあげる事のほうが楽でしょうけれど、じっと我慢して市民が育っていくのを見ていてください。私もなるべく口を出さずに、この市民による朗読ボランティアサービスの行方を見守ろうと想っています。

今日、ある人と電話で話しました。少し、いや大変がっかり、また、がっくり気落ちしてしまいました。私の働いている議会は、決して奇麗事の世界ではありません。権力の取り合いという本当に生々しい世界です。私だって、その渦に巻き込まれ、翻弄され、傷つき、戦い、泣き、笑いといろいろな経験をこの3年間で経てきました。時には、ほとほといやになりました。自分の政策を論じたりする部分はとても楽しいし、良い提案をしたいものだと張り切っています。でも、市を批判すれば、市長には気分の悪い事でしょうし、職員の態度の悪い事を指摘すれば職員にとっても面白くないでしょう。市民にとって当然の事でも、見方を変えればこう思われるのかともおもいましたし、また、仕返しをして黙らせてやろう、という気持ちにもなるそれも分からないではありません。

今はこう淡々といえますが、いじめられている時は本当につらいし、回りで見ているものも決して楽しくはなかったでしょう。それを見て、私も含めた政治がいやになる人がいても無理ないと思いますね。私はいやな面は避けられない政治の世界ではあるけれど、出来るだけ自分の仕事をしっかりしていこうと思います。でも、それを理解してといっても、やはり拒絶反応が起きるのも良く分かるだけに、今日の電話は私には堪えました。「何で久美子さんがそんな政治をしなければならないの、止めてしまいな。」「結局あなたも他の議員と同じように戦っているのよ」彼女の言わんとする事です。でも、私がこの議会にいる理由がきっとある筈だし、それがある限り私は議員として市民から選んで頂けるのだと思います。だから、議員をしています。
1月24日(木) 今日は午前中に障害者福祉課の人から、障害者福祉のうち措置という事を学びました。いろんな施設がある。障害者は多い。そのうち、たった何十人が措置されている。措置したくてもする場所がないのが、実情らしい。家庭で面倒を見られるうちは良いけれど、家庭、親がいなくなったらどうするのだろうと、暗澹たる思いです。今年から措置制度がなくなる。自分や子供の行く末は自分で考えろというわけだが、うまく機能するだろうか。思い煩えば、心配事が山積します。

また、措置費の高い事。一人当たり入所(滞在型)の場合、1月36万円も必要である。そのほか暖房代、被服費と出さなければならない。だから、一人年間500万円ぐらい掛かる。100人で5億円だ。今後、知的障害者はどんどん増えていくので、福祉費はとても嵩んでいく。だからこそ、、働ける人は自立してください、という事になっていくでしょう。また、障害者が自立できる社会を作らなければ、障害がある人もない人も本当に大変で、税金でまかなえ切れなくなっていくことでしょう。障害者福祉の基本を見直さなければならないと思います。私はもっと勉強したり、視察したりしようと思いました。

午後は、朗読ボランティアのミーティングに図書館へ。(昨夜は遠藤周作、「心のふるさと」と「友を偲ぶ」を読みました。)図書館で阿川佐和子さんの本を立ち読みしたら、遠藤周作さんのことを書いておられました。どうも、遠藤さんから離れなれない心境でいます。そうしたら、図書館でカトリックの友達にばったり会って、スペインに巡礼の旅に行って来たとのこと。今度はメキシコに巡礼に行かれるのだそうです。シスターとご一緒して修道院に寝泊りするそうです。私にも、世界中をさまよい、祈りもとめるだけの贅沢な日々が与えられるのでしょうか。でも、私はそういうのにすぐ飽きてしまいそうかなあ。
1月23日(水) 今日は、事務所で研修報告を書いたり、3月議会の一般質問の準備をしたりしました。市長選挙があるので、政策について提言しても意味ないので今までの質問の成果をうかがおうかなと思っています。資料をファイルから取り出して,整理をはじめました。こういう時お手伝いの友達がいるのは大きな味方です。

ゼロックスのメンテの人が来た。事務所を持つのは本当に大変です。

昨夜、おばかさん読了。少し遠藤さんにも飽きてきたので、他の読書を探す事にしましょう。誰が良いかな。推薦するものがありましたら、メールお願いします。司馬遼太郎さんと城山さんに凝った事もあったし、高校時代は井上靖さんの全集を読んだし、もみの木は残ったで有名な山本周五郎の文庫本は大学時代に全部読んだ。田辺聖子さんは85年までの作品はきっと全部読んである。河野多恵子さんも、富岡多恵子さんも一時期全作品を読破した。寂聴さんのは私はあまり好きでない。複合汚染の有吉さんの本もきっとほとんど読んでいる。青木玉さんの本も読んでいる。ノーベル賞作家の大江健三郎さんのは、ぜんぜん読みたくない。川端康成さんの本はかなり昔に多く読んでいる。ストーリーにメリハリがあり、楽しい本が読みたいです。情報公開に関する本が机に4冊載っている。手に取る気力がない。
1月22日(火) 今日は日本地域経済フォーラム「再開発事業の現状と今後の展開」に参加し、勉強してまいりました。始めに国土交通省住宅局市街地建築課の企画専門官 梅田勝也さんの話を聞きました。質問の時間がありましたので、今後の都市市街地整備公団がどうなるか、どのように再開発をしていくのかについて伺いました。結局のところ、2月の閣議にならなければ何も分からないそうです。再開発は進めたいが、民間主導でしてほしいというのが国の考えです。そのために法整備もしようということのようですが、民間にそんなに活力があるのでしょうかね。

2番目の人はアール・アイ・エー常務取締役の宮原義昭さんの話がありました。まとめると、首都圏では住宅などを主体とした駅直近の再開発は事業成立するのではないか。土地価格が下がっているので、土地を再開発で価値をあげることに積極的な人や、阪神震災を見て待ち作りの大切さに気づき、人々が再開発に協力的になってきている。今後の再開発は施設ボリュームに頼らず,さまざまな工夫をし、複合的な街にするのが良い。しかし、建物は出来るだけ、用途を単純にして、用途の複合化を避ける事。後々立替や、管理に大きな禍根を残す事になるから。などなど、現場を良く知っている人からの多くのサジェスチョンを興味深く聞きました。これには私は質問もせず、上品に講義を拝聴いたしました。

この後、私は日本橋の三越に行き、バーゲンをチェックして帰ってきました。超安いパールのネックレスを買って帰ってきました。もう、誰の葬式があっても、パールのネックレスが出来ます。かといって誰かがなくなって葬式があってほしいなんてこれっぽちも思ってはいませんけどね。今日は遠藤周作の「おばかさん」を読みました。自分はなんでもない人間だけど、何かの役に立ちたいと思う気持ちが良く分かります。たとえ、貧しくとも、自分の事だけじゃなく、誰かのためにも生きたいと思う。子供、夫、市民、市、国、イエス様、順番は場合によって替わるけど。(クリスチャンとしては神様が一番にくるかな)
1月21日(月) 今日は、研修報告を午前中書いていて、午後からは大樹の家の知的障害者授産施設を視察してきました。10人あまりの方が働いていました。働ける場所があってよかったなと心から思いました。障害によって作業が違いますが、職員の方が個性(障害)を良く見て適当な仕事を振り分けているようです。一生懸命仕事をする様子は他の工場と違わないと思いました。理事長の高橋さんが一生懸命仕事を探してくるとの事でした。この不況のときに偉いなあと感心しました。この施設は通所です。お家から通ってくるのです。月に数万円の収入があるそうです。そして、ここがすごいと思いましたが、毎年昇給するのだそうです。かなりのお年の方もいます。母の私は、このお年の方も家族が面倒を見ていられるのかと思うと、ここにかよう障害者を持つ家族の大変さが偲ばれました。

でも、行き場のある人はいいよ、と言われてしまうかもしれません。ここにいる人の中では結局社会で理解して貰えないで、会社を辞めて入ってこられる方もいるのだそうです。昨年障害者雇用促進支援センターの検討準備会の立ち上げをすると議会で答弁を頂きました。引きこもりが社会問題になっている今、障害者には行き場がなくて家にいるだけということが起こらない事を願っています。勿論、雇用状況は健常者にとっても大変な時です。お互いにいたわりあえる余裕を持っていたいと思います。

昨夜一家5人で映画を見に行きました。シュレックという映画です。楽しかった。特に、一家5人でお出かけなんて近頃なかったことなので、それだけで幸せでした。実は夫が2週間アメリカ出張で留守でした。母子家庭をしていたのですが、夫がいると家族への責任が軽くなり、夫の存在の大きさに感謝です。去年のテロから出張を控えていたのですが、もうどんどんアメリカ出張が入っています。夫も時差で大変です。
1月20日(日) 午前中、下広瀬団地の臨時総会出席。自治会の委員に神社委員というのがあり、クリスチャンの私としては本当に驚きました。自治会はある宗教の下請け団体ではないはずですね。神社は自ら信徒会を作り行事を行うべきで、自治会を巻き込んで貰いたくないと思います。改善を要求していく事になると思います。

昨日は、安静を旨とせよという医者の勧めをしっかり守り、本を読んで過ごしました。「深い河創作日記」を読了。足掛け3年も掛けて遠藤周作さんは深い河を書いたわけだ。「深い河」も実は前半と後半を読んでしまい、彼のいうクリスチャン、キリストの転生いうと意味を考えた。自分のことも考えた。「芥川龍之介とキリスト教」(cho saoku著)を斜めに読んだ。芥川龍之介の文学におけるキリスト教の考察の結果として、著者は次のように言っているのが興味を持った。「砕けたる悔いし心」をもって「神」の前にひざまずきたいと願い、「神」を「力」にする事を願いつつ、「超阿呆」である人間キリスト、人間マリアを愛しつつ、(芥川龍之介は)ついに「信じる事」は出来なかった。芥川龍之介は、神を、神の愛を信じられなかった故に、聖書を枕元において自殺する事になったのだろう。十分の才能、聖書からの文学へのインスピレーション。神から多くの恵みを頂き、愛していただいたと私なんか思うのに、どうして本人に分からなかったのかと思う。

この頃の独り言は、まるで文学者の独り言のようですね。市長選の行方はどうなるのでしょうか。一言、市議会議員らしい事も付け加えておきますか。
1月19日(土) 昨日はあまりの忙しさのため、”独り事”お休み。議会レポートとネットニュースを発送終わりました。年賀状を頂いた方には本当に遅くなりましたが、この議会レポートとネットニュースがお返事の代わりです。公職選挙法がある限り、このようにしていたいと考えています。失礼に当たりませんよね。

昨夜は狐狸庵閑話を読了。後ハーレクインロマンスを読み、深い河の創作ノートに読みかかりました。今日は、古本屋に行って遠藤周作さんの本を買い込みました。私は彼の代表作しか読んでいなかったのだなあと本屋でつくづく思いました。また、作家(書く事を飯の種にする)を仕事にするというのはこんなにも書かなければならないのかと感心しました。私のA3の紙一枚の議会レポートにあれだけの時間が掛かるのだから、本当に骨身を削ったろうなと思います。とにかく何十年もの間のしごとですから、たくさんになるのも無理はないわけだけど。

ハーレクインを読んでいるというのは狐狸庵を読んでいるというより、恥ずかしいと思う人も多いと思います。でも、この辛い世の中で(みすずさんの詩なんか、きれいだけに辛い)ハッピーエンドの恋愛物は、精神的にこの世から逃げ出すのには最適。特に、ハンサムなお金持ちな男の人(私の周りには全然いない種類)が女性に夢中になってメロメロになる、なんて、胸がすくというか。その女性が普通の容貌の人だったら、ちょっと気持ちも入れやすい。ミステリー物、ホラー物を読む人もキット私がロマンスを読むように、現実逃避の時間を求めているのかなと思います。
1月17日(木) 今日は腰痛のため医者に行きました。実は昨日が初診で、今日からリハビリの予定でしたが、結局少し遅らせましょうという事になりました。診察が終わって出てくると、若い看護婦さんが急いで文庫本を持ってやってきました。「これ、お忘れでないですか」。実のところその本は私が忘れた本でした。が、若い看護婦さんがその題名を見たかと思うと本当に恥ずかしい。最近は遠藤周作さんの本を読み続けています。昔は侍、沈黙といった彼の純文学を読んで、私もクリスチャンになったのです。彼のキリスト教ものもほとんど読んでいます。だから、この頃遠藤周作さんの書いた本よりも遠藤周作さんに関する評論を読んでいる事の方が大方です。そこで、私が気がついたのは、彼のいわゆる狐狸庵物を読んでいない事でした。それで大真面目な私は狭山市立中央図書館に行き、狐狸庵閑話(こりゃあかんわ)を借り出し読書に取り組んでいるのです。勿論、病院の待ち時間にも読書を続け、その挙句、診察室に忘れてきたわけです。

入間市のその病院ではきっと狭山市議会のレベルを問うているのではないでしょうか。恥ずかしい、狐狸庵閑話(こりゃあかんわ)とは。次回は、「ふかい河」のほうを忘れる事にして、帳尻を合わせよう。誰ですか、「もう無理だ、ちょっとインテリの顔をしようなんて」といっている人は。

最近はとっても少女チックになっていて、金子みすずさんの本も読んでいます。透明な、寂しく、悲しい詩。子供を生んでも、淋病を夫からうつされても、そんな夫に捨てられても賢くきれいなお嬢さんのままでいられる人がいたんだ。今の世では考えられないけれど、好きでもない人と結婚して、夫と全く別の精神世界にいても結婚生活をする。でも、そんな事には無理がありすぎるわけで、金子みすずさんは自殺したのです。彼女が不幸で、可愛そうでなかなか読めなかった金子みすずさんの詩、最近やっと読めるようになりました。遠藤周作さんも書いているけれど、人の心が時代によってそんなに変わる事はありません。みすずさんが自殺してから、もう70年もたっているのに、彼女の詩はちっとも古くはなくて、今も悲しく美しく透明で静かです。(どうでしょう、私もロマンチックになれるのです。実際、私はかなりみすずさんと同じように少女趣味なおばさんなのです)
1月16日(水) 今日は昨日メールで入っていた市民の方のご相談を、広報のほうにメールを転送しておきました。どんな返事が市から来ることでしょう。私は一応電話も市のほうにしておきました。今回は道路関係のご相談でした。後で、庁舎に出向き詳しく聞きましょう。出来る事出来ない事いろいろあるでしょうが、とにかく私はパイプ役。市に相談をお伝えします。また、市からのお話もお伝えします。時間は掛かるかも知れないけれど。メールのご返事はメールでという感じです。

ネットニュースをやっと印刷し終えました。写真入の印刷はちょっとテクニックがいりました。たくさん封筒に詰めなくてはならないので、紙折り機を買いたいと思うのですが、性能と値段が今一。お宅に使っていない紙折り機がありましたら、安く分けてください。お願いします。
1月15日(火) 今日は朝から、電話を書けたり電話が掛かったり忙しく過ごしました。昼は福生のレストランで四川ラーメンを入間市の山下市議会議員と食べに行きました。他市の同業者である山下さんは、ツウと言えばカーと理解し合える貴重な先輩です。4期目ですが、今日5期を目指してがんばると決意を固めたようでした。フレーフレー先輩。

私は、腰痛で足が良く動きません。車のアクセルを踏むのがとっても辛い。それで午後からの予定を全部キャンセル。夜は大宮でミーティングがあるはずでしたが、それもパスしました。昨日は針を打って貰いに行き、少しましかなとは思いますが、明日は病院に行きます。太りすぎが原因かなあ。
1月14日(月) 今日は、朝ゆっくりしていて、これから友達の所に遊びに行きます。

ネットワークの原稿も出来上がり、少しほっとしています。明日は、これを印刷し、今週中に発送します。久美子は何もしていないと思う人。それは間違いです。自らの額に汗してがんばっています。昨日高校2年の息子に「お母さんガンバっているでしょう。」といったら、「僕たちは家でお母さんが夜中まで原稿作ったりして働いているのを知っているけど、他の人は分かっているのかなあ。」と言っていました。そうですよね、あんなに大変な思いで議会レポートを書いても、高々A3一枚にしかならないのですから。でも、その一枚をつくるために、本当に心を込めて、時間を掛けて、体をすり減らす思いで働いているのですよ。家族以外の人にも分かって貰いたいと思うこの頃です。
11月12日(土) 今日は、ネットワークニュースの原稿制作に明け暮れました。もう、1ページで出来上がります。思ったような出来ではないけれど、まあ今回は仕方ありません。

ところで、最近私は市民派だと言っています。市民という言葉はとても革新風で私のような保守的な人間にはどうもしっくりしない言葉だと思い込んでいました。勿論、私はいわゆる革新議員ではありません。是々非々の市民派。庶民派。そんなところです。時には共産党の主張も、公明党の主張も理解できる。自民党系の方々の現実論も分かる。でも、私は共産党の考え方には賛成できない事が多いし、やはり公明党の理論は納得できないところがある。自民党はアメリカナイズしている私には体質的に合わない。3年前に推薦を頂いた民主党には三行半とこちらから突きつけました。というわけで、無所属。

市民の見方、味方であろうとしています。行政は、やはり自分の都合で考える事が多いし、法律をたてに動けない動かない事も多い。議員になる前に、市の役職とはぜんぜん無関係だっただけに、行政の考え方は私たち市民とかけ離れているのを痛感します。行政をせめるのはいやです。でも、市民の思い、見方を説明し、行政に理解して貰いたいと思うのです。そこから、市民のための市民に寄る市民の政治が行われるんだと思うのです。だから私は市民派です。
1月11日(金) 今日、事務所の総員で議会レポートを印刷し終わり、14日に配布するように各新聞社にお願いしてきました。読売新聞社さんに「もっと入れても良いですよ」といわれましたが、お金が続きません。市民へのサービスですが、何十万円と掛かるのです。出来れば、自分たちで配れるとよいのですが。ボランティアで配ってくださる方大歓迎です。

今日から新しい事務員さんが入りました。私のマネージャーをお願いしようと思っています。もうスケジュール管理が自分で出来なくなっているのです。今年一年何をすべきか、計画をしっかり立てながら、少し余裕をもちたいのです。、すなわち週一日は休めるようにしたいし、週1日は報告を書いたりする事務の日もないと机の上に仕事が山積みです。どうしてこんなに忙しいのだろう。

ところで、今日は画像をワードに読み込めないので3時間も苦闘しました。夫に教えて貰ったとおりにしたつもりだけど、このソニーのバイオが言う事を聞かないですぐストライキに入ります。このノートパソコンは嫌いだ。今までの富士通のコンピューターが なつかしくなります。この5年間で3台目のコンピューターだけれど、このソニーが一番使いにくい。今日は夫の誕生日。夫とは甘い話より、この画像処理の話をしています。バイオは私たちの夫婦関係を壊すかもしれない。このバイオは子供より私の言う事を聞かないどら息子です。
1月10日(木) きょうは、昨夜作り上げた議会レポートの片面を印刷しました。午前中はイラストを貼ったりしたので、印刷は午後からでした。5時過ぎまで印刷したのだから大量に印刷したのは間違いありません。今夜からは「高橋ブラクソン久美子とすすむ会」ネットニュースの制作が待っています。今回は昨年買ったデジタルカメラを使い、編集しようと思っています。

読者の皆さん、「高橋ブラクソン久美子とすすむ会」の会員になりませんか。特典は議会レポートとネットニュースが年4回もらえます。そのほか、楽しい事も一杯。議会の裏話もお聞かせします。「そんなの興味ないや」なんて言わないでね。住所と1000円を送ってください。誰でも会員になれます。また、カンパも大歓迎。市民の目線での政治、市民参画の政治をしてみませんか。
1月9日(水) 今日は久しぶりに事務所で仕事をしました。事務仕事は溜まりに溜まっています。明日中には議会レポートの表面だけでも印刷しなければなりません。

今原稿を書きながらどの程度議会の事実を書いてよいのやら悩んでいます。勿論、名誉毀損にならないような表現をしなければなりません。事実を書いても、やはり相手を大きく傷つけないようにはしますが、政治的な違いによるものはあえて強い表現をすることもあります。出来るだけ個人名を使わないつもりだけど、役職名を言えば誰であるかを特定するのは簡単です。役職名で批判するときはその人個人を批判しているのでなく、公人としての批判と考えてほしいとも思います。私は個人的な攻撃は、基本的にしない事にしています。

とりあえず私のレポートは、狭山市の広報的議会レポートになっても意味がないので、やはり事実は書こう。でも、分かってほしい事は、紙面の都合で議会活動のすべてを書いていることではないと言う事です。関心のある事は必ず議会を傍聴することをお勧めします。とにかく、私の議会レポートはとても難しい言葉が多く、中身も盛りたくさんなのに、多くの読者がいることに本当に感謝です。
1月8日(火) 今年の滑り出しは本当に思いがけない事、がっかりする事が続いています。それも、身から出た錆。めげずにガンバロウと自分に言い聞かせています。何があったか知りたい?勿論人様にはいえないような恥ずかしい私事です。なお知りたくなりますね。

今日は午前中からやっと議会レポートの原稿書きに取り掛かりました。一つの仕事をし始めると次々仕事を思い出して、電話をかけつつ大忙しです。一つは近くの方からのご相談でした。自治会長に会いに行ったり、現場を見たり。どなたからでも相談されることは嬉しいです。行政にしっかりお繋ぎして、お役に立てると良いのですけれど。精一杯努力したいです。

ところで、ヤオコーで中学校の制服を着た女の子がスカートを着たまま、いすをまたいで大声で男子生徒をからかっていました。全く、パンツが見えやしないかと他人の娘ながら心配しました。どうせ、注意したって聞きはしないからと帰ってきましたが、あの子たちは大人がはらはらしているのが嬉しいのでしょうかねえ。日中、制服でのあの態度は今まで見た中で一番驚きです。お行儀なんていうのは死語なんでしょうか。自分が古いのかと思いましたが、パートの店員さんもひんしゅくに思っているらしく、今も常識は変わってはいないとも思いました・・・
1月7日(月) 皆さんあけましておめでとうございます。本年も誠実に一生懸命市議会議員を勤めますので皆さんのご支援ご指導よろしくお願いします。実は、一番気ががりなのは私自身の健康を保つ事です。どうか皆さん私が健康で仕事できますように、お祈りください。

さて、今日から、2002年の独り言開始。ホームページのタイトルを変えたり、2002年の独り言ページの更新をしたり時間が掛かりました。議会レポートの原稿書きが何と1週間遅れです。子供たちが寝てから仕事を始めたので今は8日の午前1時半。ようやく調子が上がって来てはいますけれど、今日はもう寝ます。今年もこの独り言をお楽しみに。

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